アップルのプログラム言語Swift、異例のランキング急上昇

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グーグルのGoが5年かかったものを1年で突破へ。

アップルが昨年発表した新プログラム言語Swiftが、テクノロジー動向調査会社RedMonkによるプログラム言語ランキングで急上昇しました。前回ランキングの2014年第3四半期には68位だったのが22位になり、いきなり46ランクもアップしたんです。

上の画像がRedMonkのランキングの元になっているものです。縦軸が開発者Q&AサイトのStack Overflowでの言語に対する言及回数、横軸がソフトウェア開発管理用WebサービスのGitHubでのプロジェクト数です。Swiftは右上の丸で囲んだところにあります。上位にはJavaScriptやJava、PHPなど、開発者でなくても聞いたことのある言語が並び、上に行けば行くほど順位の変動は少なくなります。たとえばグーグルのプログラム言語Goが19位になっていますが、これが発表されたのは2009年11月で、5年経った今回のランキングでやっとベスト20入りしたんです。そんな環境でSwiftは一気に22位に付け、発表から半年ちょっとで開発者コミュニティの間に広がったことが見てとれます。

Swiftは2014年6月、アップルの開発者向けイベントWWDCで発表された言語で、iOSやOS Xのアプリ開発が可能です。よりシンプルにプログラミングできてバグも出しにくく、開発の生産性が高まり、できるアプリの動作もより高速になるとされています。発表当時大きな話題にもなりましたが、単に話題性だけじゃなかったことがランキングで裏付けられましたね。

ただしRedMonkでは、GitHubにあるSwiftのレポジトリは多くが教育用だったりインフラ用だったりすると指摘しています。またこのランキング全体に関しても、今世間一般に多く使われている言語かどうかのランキングというよりは、今後のトレンドを占うものとして受け取るようにとされています。

ともあれ、Swiftは次回のランキングでは20位以内に入ってくると予測されていて、今後も普及は進むと思われます。これでiOSやOS Xアプリがより効率よく、バグも少なく開発されていけば、アップル製品ユーザーにとってもうれしいですね!

source: RedMonk via Cult of Mac

(miho)