ニール・ヤングの音楽プレイヤー、月曜に発売(お高いWebストアも始めました)

ニール・ヤングの音楽プレイヤー、月曜に発売(お高いWebストアも始めました) 1

さすがに値段が高すぎる気が。

ニール・ヤングの音楽プレイヤー「Pono」がついに一般発売へ。米国では2015年1月12日から、Fry'sを含む80か所において400ドルで入手可能となります。

鮮やかなカラーリングが特徴的な大きい三角柱の音楽プレイヤーは、「スタジオで聴くようなマスター・クオリティーのデジタル・ミュージックを可能な限り忠実に再現する最高音質の音楽を提供する」とPonoMusicは発表しています。また、この音楽プレイヤーは「アーティストの意向にそった音楽体験」ができるとも。

この音楽プレイヤーの容量は128GBあり、およそ100〜500曲のハイレゾ音源アルバムを保存でき、メモリーカードでさらに容量を拡張させることもできます。プレイヤーはタッチスクリーンのLCDと物理的なボタンで操作していきます。

以前からお伝えしているとおり、米ギズモードは「このプレイヤーは必ずしも完全に意味を成しているとは言い切れない」という懐疑的な見方を示しています。なぜなら、このプレイヤーの背景にある考え方は「急騰するサウンド解像度によって、Ponoの音楽ファイルをお茶の間に提供すること」にあるから。またその一方で、人間の耳がHDオーディオファイルとCDの音の違いが聞き取れるという根拠は示されていないから。

こうした状況下でファイルサイズだけが大きくなり、さらに価格も上がっていくという構図が見え隠れしているというわけです。

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Ponoミュージック・ストアはすでにオープンしてますが、予想どおり高値がつけられています。CD音質(16bit / 44.1kHz)に対して、同ストアでは24bit / 192kHzの音楽ファイルを取り揃えています。しかしCDなら約12ドルのアルバムが約25ドルで売られるなど、その価格差は2倍以上。

またほかの例としては、iTunesなら約11ドルで買えるジャック・ホワイトの最新アルバムが、Ponoミュージック・ストアでは約25ドルとなっています。このエコシステム、信じて突き進むにはちょっとお高いですかね…?

ニール・ヤングは今回の発表で「もしSpotifyを使えば、その曲を手軽に認識できる」と言及したあと、次のように続けています。

「君たちの魂はその音楽を認識しているのか? 僕が言いたいことはそういうことさ。君たちはこの音楽を感じているのか、あるいはそれは単なるクズなのか?」

たしかに「物理的に認識する」ということと「心が認識する」ということはイコールではありません。これに対し、米ギズモードは「まったくですね、ニールさん」とやや皮肉っています。ハイレゾ音源については、しばらくこうした議論が続くかもしれませんね。

読者のみなさんはどう思われますか?

source: Verge

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(Rumi)