ドローンずくめ。中田ヤスタカの「CAPSULE」最新MV、撮影の舞台裏

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これはドローン映像の未来形か?

Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅなど、日本を代表するアーティストの音世界を作るサウンドプロデューサーであり、映画「アップルシード アルファ」のメインテーマから北陸新幹線・金沢駅の発車メロディーまで手掛ける「中田ヤスタカ」。その中田さんのメインユニット「CAPSULE」から2月18日(水)に新アルバム「WAVE RUNNER」がリリースされました。それに先駆けて、新作からシングル「Another World」のミュージックビデオ(MV)が公開となりました。

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リアルなドローン達が生き物のように廃墟を飛び回る映像を手掛けたのは「アーティスト=中田ヤスタカ」を中心とした日本人チームでした。監督には、PerfumeやサカナクションのMVやビジュアルを担当する映像監督の関和亮さん。テクニカル・ディレクターは、テクノロジーとアートを融合させた作品で有名なライゾマティクスの真鍋大度さんが担当。日本を代表する頭脳が集結して生まれた作品は、まさにクリエイティブのコラボレーションでした。

先日、ギズモード・ジャパンでは「Another World」のMVを独占で先行公開しました。そして今回、特別に撮影の現場まで同行させてもらい、裏舞台の一部始終を見てきました。

発表イベントは幾つも経験していますが、MVの密着撮影はギズモードでは初めて。そこは機械と人が共存して一つの作品を創る巨大な工房でした。ここでは貴重な撮影現場から選り抜きのカットを特別に公開しますよ。

空を滑るように飛ぶドローン達。そんな姿に心惹かれる人にとっては超テンション上がりまくりの現場に間違いありません。

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MVでも使われたドローン「DJI Phantom 2」。

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GoProを先端に付けた「TBS Discovery quadcopter」。

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これはカスタム!?

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こちらは「Aries Blackbird X10」。

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MVのテクニカル・ディレクターを務めた、真鍋大度さんのドローン「DJI Inspire 1」。

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「FreeFly CineStar 8 Octocopter」。取り付けられた1眼レフからの映像が気になる...。

ドローンが飛び交う廃墟

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撮影のロケ現場の外観! 触ったら崩れそうな場所もチラホラ。実際に立入禁止の区域もありました。

撮影当日はドローンの専門家さん達によって朝から撮影を開始。MVのイメージに合わせた理想的な飛行シーンを撮るため同じ場所で何度もドローンを飛ばす場面がありました。

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2階よりも遥か高い上空まで飛ばして、その動きを撮影します。

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屋内で飛ばすと砂埃や風圧などの影響を受けやすくなり、思い描く飛行シーンが撮りにくくなるため、カットの度にドローンを入念にチェックしていきます。

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屋根が崩れた2階へドローンを飛ばすシーン。上昇するシーンはワンカットで撮影。風圧を受けてドローンが空中を滑ってしまうため、最も撮影に苦労した場面の一つ。

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建物の中をくぐり抜ける繊細なコントロールが必要。これがかなり難しい...。

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ドローンを実際に操縦してチェックする真鍋さん。

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サイズの異なるドローンが勢揃い。一日中飛ばし続けるため、パーツやバッテリーの交換や塵や埃を取り除くメンテナンスしながらの撮影でした。ドローンを使った撮影って、思っていた以上にセンシティブですね。

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3台が飛び立った直後のカット。

人がドローン対抗レースを楽しむ、未来的なエンターテインメントを彷彿させるMV。その飛び回る様子をまるで本物の生き物のように表現した映像は、ネット接続やオートメーションが進む世の中でも、人はいつでもリアルで有機的な動きに魅了されることを再確認させてくれる気がします。CAPSULEと制作チームは「Another World」で、進化し続けるハードウェアとリアルをつなぐ新たな空間を創ろうとしていたのかもしれません。

MVを何度も見ていると、ドローンの見方も変わってきませんか?

source: CAPSULEiTunesワーナーミュージック・ジャパン

撮影:鈴木康太、鴻上洋平

(鴻上洋平)