キヤノンの「Connect Station」はカメラのIoTを加速させるかもしれない

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本日キヤノンのデジタルカメラ新製品発表会に行ってきました。一眼レフやミラーレスなど、これまでで最多の13モデルが発表となったその中に、これからのカメラのトレンドを予想させる新製品がありました。

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カメラから無線経由で写真・動画を保存して、好きな相手に送ったりテレビに映すことができる「Connect Station CS100」(コネクト・ステーションCS100、以下CS100)。大容量ハードディスクを搭載してカメラからの画像アップロードや、無線を使ってスマホやコンピューター、テレビなどのデバイスでの閲覧を可能にする小型デバイスです。

通信にはNFCとWi-Fiを使い、対応するカメラをかざすだけでCS100に写真が保存されます。ストレージも1TBと大容量を準備。動画保存もフルHD動画に対応しているので、ストレージを気にして画質を落とす必要もありませんよ。CD100をもう一台用意すれば、離れた家族間でも写真共有が面倒な設定無しにクラウド経由で可能に。

キヤノンさんからは、撮った写真をCS100を使って家族や親戚で共有できることから「ファミリー」向けと説明を受けました。ですがよく考えれば、カメラ好きなら誰もが一度は経験ある悩みを解決しそうな優れたデバイスですよ。

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実際にどこが魅力かと思ったかというと、圧倒的に写真保存が便利な点。SDカードを抜いて、カードリーダーに挿して、写真アプリを立ち上げて…。この一連の作業が億劫に感じてしまっている人も多いはず。ついついSDカードに撮った写真を残してしまい、いざという時に容量MAXなんてこともCS100なら解決してくれそう。カメラを接続する必要もないので、ケーブルの必要もなし。写真の保存や管理、探す手間をデバイスが連携して解決してくれる一台。

あらゆるものがネットに接続するInternet of Things(IoT)が本格化して、今年のCES 2015でもIoT関連の製品やプロジェクトが存在感を発揮していました。このIoTの勢いはカメラ市場にも訪れています。CS100はまさにその波を象徴するデバイスといっても過言ではないでしょう。

source: キヤノン

(鴻上洋平)