家でできるDNA検査、特定遺伝子疾患の検査キットが米国で販売承認へ

家でできるDNA検査、特定遺伝子疾患の検査キットが米国で販売承認へ 1

DNAテストキットの今。

23andmeは、DNAテストキットを販売する企業。いや、していた企業。現在、2013年末にアメリカ食品医薬局(FDA)からの指導で販売を停止しています。それが先日、総合DNAテストではないものの、ある特定の病気に対するテストキットの販売をFDAから許可されました。

今回、許可が降りたテストキットは、ブルーム症候群と呼ばれる常染色体劣勢の遺伝病で、小柄な体型、日光過敏性紅斑や免疫不全を引き起こします。また、ガンのリスクが極めて高いこともその特徴の1つ。この疾患をテストするキットの販売許可がおりたのですが、FDAが、直接消費者へ販売する遺伝子検査キットに許可を出したのはこれが初めてのこと。

2013年にDNA検査キットの販売停止を申し立てた時、FDAが停止の理由としてあげたのは、キットがもし不確かな結果をだしてしまえば、それによって起こりえる健康被害を懸念したからです。結果が陽性だろうが陰性だろうが、それがもし間違っていれば、例えば不必要な乳房切除手術をうけてしまうなど、考えられない事態を引き起こしかねないというのです。この懸念点は現在でも完全に払拭されたわけではなく、だからこそ今回許可がおりた遺伝子テストは、ブルーム症候群のみのキットなのです。23andmeは、この許可を大きな1歩と考えており、米国の消費者に今後、さらなる遺伝子テストを提供できるよう意欲をみせています。

image: Shutterstock/isak55

source: 23andme, FDA via Verge

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(そうこ)