刑務所でFacebookを使うと独房監禁刑…全米で波紋も

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あまりにも厳しすぎるのでは……。

刑務所内では、受刑者が自由にインターネットを利用できないのは周知の事実でしょうけど、もしも隠れてネットにアクセスしたら? 例えば、ひそかに刑務所の中からFacebookへ投稿したことが見つかったりすると、どのようなペナルティーを受けることになると思いますか?

このほど米国サウスカロライナ州の刑務所にて、隠し持っていた携帯電話からFacebookへとアクセスし、許可なく投稿を行なったことがバレた男性への懲罰内容が明らかになったのですが、なんと37年間の独房監禁刑! 加えて、一切の面会禁止処分と電話の使用および食堂で食事を取る権利の剥奪が同時に言い渡されたとのことですよ。

実に40年近い独房での矯正措置が科されるに至ったFacebookへの投稿数は38件と判明していますけど、いずれも刑務所に入れられてから家族と離れて暮らすことをさびしく思う、といった他愛のない内容ばかりだったとのことです。しかしながら、刑務所内で暴動を起こしたり、人質を取ったり、他の受刑者への殺人やレイプ事件にさえ匹敵する「レベル1」の独房監禁刑が、Facebookへの不正アクセスに対してまで科されることへの反対意見が各所で沸き起こっているのです。

どうやらFacebookへの投稿が別々の日に行なわれると、その各日の違反行為に対するペナルティーに対してレベル1が適応される制度になっているため、異なる日付の複数回におよぶアクセスや投稿ほど、長期の独房監禁刑という厳しい強制処分となってしまうようです。刑務所内での禁止行為へのペナルティーという意味では、不正なSNS利用に対するなんらかの矯正措置は妥当であるものの、よほど凶暴な受刑者でもない限りは、非常に厳しい独房監禁刑にまで処す必要があるのか? その刑の重さをめぐって、いま全米で激しい議論が繰り広げられてもいるようですね。

電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation)の報告によれば、米国内の刑務所で、隠れてソーシャルネットワーク(SNS)へアクセスしたことを理由に独房送りとなった受刑者の例は、過去3年間で400件をくだらないとか。もし、これが日本国内の刑務所だったら、同じような厳しい懲罰が加えられたりするのでしょうか。

source: AdWeek

Kate Knibbs - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)