ジョニー・アイブ氏が語る「Apple Watch」と「スティーブ・ジョブズ」

2015.02.19 18:00
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言わずと知れたアップルの巨匠デザイナージョニー・アイブ氏は語る。

先日、ザ・ニューヨーカー誌にてジョニー・アイブ氏のインタビューが掲載されました。多くのことを語った彼ですが、中にはスティーブ・ジョブズ氏や、世界が待ちわびているApple Watchについて触れた箇所も。

ジョブズ氏について、彼が1997年にアップルに復活した時のことを振り返っています。復帰後、デザインスタジオにジョブズ氏がやってきた日を、アイブ氏はiMacが生まれるための僕たちのコラボが始まった日だと称しています。ジョブズ氏とこれから共に働いていくことにたいして、大きな自信がわき、ものすごく興奮した、と。さらに、「僕は感がいい。ただ、感じたことをはっきりと言葉にするのがとても苦手だから、ジョブズが今ここにいないのがとても辛い」と発言し、盟友の不在の大きさを感じている場面も。

Apple Watchは、ジョブズ氏が他界する直前にでてきたアイディアだと語るアイブ氏ですが、一方で、アップルの他プロダクトに比べ、Apple Watchのプロセスをハッキリと時系列でまとめるのは難しいと言います。しかし、ジョブズ氏が亡くなった2011年は、新たなプロダクトに対する意欲が会社に充満していたとアイブ氏は感じていました。それはきっと、アイコン的存在であるジョブズ氏をなくしたアップル役員たちが、並々ならぬやる気を発揮してこれからの運営、未来を見ようとしたからなのでしょう。また、Apple Watchのデザインについては、身につける製品だけに、何百万というユーザーを満足させるのは非常に難しいチャレンジだと語りました。どうやったら、多様性を持ちつつ、明確で1つの意見を持つプロダクトを作り出せるだろう? この議題が、アイブ氏にとってアップルウォッチをデザインするうえで最大のチャレンジとなっていたようです。

スマートフォンやラップトップとはまたちがい、「身につける」ガジェットに対してユーザーの求める満足度は高くなる…。アイブ氏はこの難問にどのように答えを出し、どのようにプロダクトに反映したのか、実物を手に取る日が楽しみです。インタビューでは、もっとアイブ氏のデザイン哲学を読むことができます。


source: The New Yorker via MacRumors

(そうこ)

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