MITが水中で勝手に組み上がるイスを開発。でもちっさい

MITが水中で勝手に組み上がるイスを開発。でもちっさい 1

まるで黒魔術!?

輸送に便利な状態で売っている、購入者が自分で組み立てないといけない家具。お値段はお手頃でも、組み立てるのが難しかったりしますよね。「あ~、自分で何もしなくても、寝ている間に小人さんが組み上げてくれないかな」なんて思ったりすることもありますよね。

マサチューセッツ工科大学のSelf-Assembly Labは、まさにそんな魔法の椅子を作っているようです。でもそれは、不思議な小人さんすら必要なく、椅子そのものが勝手に組みあがっていくモノなんです。しかも組みあがり方が不思議なんです。水の中に6つのパーツを入れると…。

水槽の中では水流が発生しており、それでパーツがグルグルと水の中を泳ぎまわっています。でもしばらく見ていると、ただ回っているだけに見えたパーツ同士が互いにひっついていき、あれよあれよという間に椅子が出来上がっちゃいました。Wiredによれば、パーツそれぞれの接続部分には、磁石と決められた相手にしか接合しないコネクタが付いており、決まった相手が近くに来た時にのみガッチリつながるんだそうです。

なにか製品を作る際には組み立ての工程が一番手間がかかるもので、それはロボットによりオートメーション化されても変わりません。なので、もしこんな自分で組み上がる製品が実用化されれば製造者にとっても大きな変化となることでしょう。

この動画の椅子はコンセプト実証段階で、大きさはたったの15cm。組みあがるまでにも7時間かかっています。「寝ている間に小人さんが椅子を作っていた! でもできあがった椅子も小人だった…」みたいな雰囲気は味わえるかもしれませんが、妥当な時間でできる実際に使えるサイズのものが実現するには、まだまだ時間がかかりそう。

将来的には人間の座れるサイズの椅子を同時に何百も組み立てる実験をするそうです。その動画を見ることのできる日が待ち遠しいですね。

source: Vimeo

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(abcxyz)