NSAのデータ大量一括収集に代わるテロ対策手段はない

NSAのデータ大量一括収集に代わるテロ対策手段はない 1

連邦議会公聴会で「NSAは米国人のデータを収集していない」と嘘をついたことで知られるアメリカ国家情報長官ジェームズ・クラッパー氏が議長を務める審議会で、テロ対策活動においてNSAのデータ大量一括収集に代わる手段はないという結論が発表されました。

この審議会は、オバマ大統領の要求によって招集されたもので、メンバーの多くが全米科学アカデミーのコンピューター科学の専門家で構成されています。審議会のミッションは、NSAのデータ収集方法を検証し、データ収集に他の有効な代替手段がないか探すというものでした。その結果、代替手段はないのだという結論に至りました。

審議会によれば、大量一括収集に完全に取って代わる「技術的な魔法」はないということです。ただ、もっと標的を絞ることによって、大量一括収集とほぼ同じ効果を得られる方法は他にもあるという結論もでました。もしもNSAがデータ収集を続けるとしても、関連情報だけを抽出しクエリーも機密扱いにすれば、テロ対策活動を現状通り続けつつ、プライバシーに関する懸念を少しでも和らげることができるだろうと審議会は提案しています。

source: GuardianReuters

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(山田まり)