一度はやってみたかった。あの技を自分の手から放てるARゲーム「HADO」

一度はやってみたかった。あの技を自分の手から放てるARゲーム「HADO」 1

俺のかめはめ波をくらえっ!

先月の終わりに発表された、マイクロソフトが開発したホログラム型VRゴーグル「Hololens」。現実世界にホログラムを重ね、AR(拡張現実)の体験をより深めてくれるものとして注目を集めています。リアルとバーチャルが融合して作り出されるARの世界。この技術を使えば、アニメやファンタジーの世界でしかできないと思っていたことができるようになったりするわけです。例えばアニメ史上最も有名な、ドラゴンボールにでてくる「あの技」でさえも。

「HADO」のイメージムービー

こちらはmeleap社が開発したARゲーム「HADO」。ヘッドマウントディスプレイに装着してあるスマートフォンに映しだされたバーチャルな標的に対し、オリジナルの技を繰り出して勝負しあう対戦ゲームのようなものです。

この「HADO」が画期的なのは、プレイヤーが場所に縛られず遊べるところ。これまでのゲームと言えば、ディスプレイ、ゲーム機器本体、ゲームソフトがあるその場じゃないとプレイすることができませんでした。でも、「HADO」をプレイするために必要なものは、ヘッドマウントディスプレイ、スマートフォン、スマートウォッチといった、いつでもどこでも簡単に持っていけるデバイスばかり。ヘッドマウントディスプレイに関しては高価で特殊な機器というイメージがありますが、meleap社が自主開発しているヘッドマウントディスプレイはちょうどハコスコのようなもの。スマートフォンをセットするだけの、誰でも安価で手に入れることができるヘッドマウントディスプレイなのだそうです。

また、自由自在に動き回れるところも新しい。持ち運びできる携帯ゲーム機器だと、画面を見て指を動かすだけですが、「HADO」は動画にもあったように体全身を使ってプレイできますからね。フィットネスとしても良さそうです。

一度はやってみたかった。あの技を自分の手から放てるARゲーム「HADO」 2

そもそも、なぜ「HADO」ではプレイヤーの動きに合わせて、まるでかめはめ波や波動拳のような技を自由自在に放てるのでしょう。それを可能にしているのは、スマートウォッチに付いているモーションセンサーです。スマートウォッチのモーションセンサーがプレイヤーの体の動きを認識して、スマートフォン用アプリ(iPhone / Androidアプリに対応予定)に事前に登録してあったジェスチャーと連動させます。そうすることプレイヤーが出したい技をAR上へと反映させているのです。スマホに登録してある技は、飛び道具から回復系の呪文までさまざま用意されているようです。

試作段階において使用したスマートウォッチはサムスンのGALAXY Gearですが、対応機器は順次増やしていくとのことです。Apple Watchの発表も4月頃と言われていますしね。

一度はやってみたかった。あの技を自分の手から放てるARゲーム「HADO」 3
プレイヤーのスマートフォンに実際に映しだされるイメージ。
よりリアリティを追求すべく開発が続けれられている

meleap社のCEO福田浩士さんにインタビューしたところ、将来的には世界中の人にプレイしてもらい、ゲームの枠に留まらず「テクノスポーツ」という新たな市場を切り開いて五輪の競技になることが夢だと語ってます。

そんな夢を叶えるべく、スタートアップ企業を支援する「KDDI ∞ Labo」といったプログラムにも積極的に参加し、今後事業をどのように展開していくかを模索しているのだそうです。

その手始めとして4月頃に屋内の体育館、または屋外でサバイバルゲームのようなイベントを開催し、「HADO」を体験できる場を設けていく予定だそうです。ARの世界とは言え、自分の手でかめはめ波を打てる絶好のチャンス!なので、興味のある方はこちらのサイトに登録してみてください。

source: KDDI ∞ Labo | KDDI Ventures Program, meleap

(和保皓介)