米軍、サイバー攻撃分析ソフトをオープンソース化

米軍、サイバー攻撃分析ソフトをオープンソース化 1

ハッキング撃退へ、政府内外での協力を。

米国陸軍が、サイバー攻撃の分析に使っているプログラムをオープンソース化しました。過去5年間、国防総省のネットワークに侵入された場合、米軍はDshellというフレームワークを使って捜査分析を行ってきたのですが、そのDshellが公開されたんです。

オープンソース化することで、外部のデベロッパーがDshellにカスタムモジュールを追加して、軍のサイバー攻撃対策に協力できます。政府に対するサイバー攻撃においては、すでに民間企業などへの攻撃で使われたのと同じ手法が採られることも多くあります。なので政府と政府外でこうした知恵を共有することができれば、将来的な攻撃にも備えることが可能になります。

米軍、サイバー攻撃分析ソフトをオープンソース化 2

米国陸軍研究所(ARL)のネットワークセキュリティ部門責任者、William Glodek氏はオープンソース化について、こう意気込みを語りました。

「これまで、Dshellは政府内の限られた個人のモチベーションに支えられてきました。来年には、Dshellはより多様なバックグラウンドを持った大規模な集団による成果となり、参加するすべてのデベロッパーがサイバー攻撃の分析に使えるようになるでしょう。」

DshellはGithubからダウンロードできます。ちょっと心配なのは、米Gizmodoのコメント欄でも指摘されてますけど、オープンにしちゃうとハッキング犯にも手の内を明かすことになるのでは?ってことです。が、さらにその裏を書いてたりして。

Image: Shutterstock

source: Science Blog

Kate Knibbs - Gizmodo US[原文

(miho)