「グーグルグラス」は失敗…ついにトップまで認める発言

2015.02.03 16:00
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いつの日か華麗なる復活なるか……。

次世代のウェアラブル端末の最先端になるとの期待も集め、颯爽とグーグルから登場した「グーグルグラス」ですが、先月には一般ユーザー向けの「Google Glass Explorer Program」が打ち切られてしまい、やや残念な幕切れのイメージが漂っていましたよね。

もちろん、まだグーグルグラスの開発そのものへ完全なる終止符が打たれたわけではないものの、ロイター報道によれば、先月末にグーグルが行なった第4四半期決算発表の席におきまして、最高財務責任者(CFO)のPatrick Pichette氏自らが、グーグルグラスの失敗を公の場で初めて認めています。同氏は、グーグルグラスには重大な問題があるとの認識を公式に示し、いまは立ち止まって戦略を立て直すべき時だと評したとのことですよ。

検索王者として絶好調のイメージが先行するグーグルかもしれませんけど、実は主力の検索広告事業は伸び悩んでおり、明確かつ冷静な投資判断を投資家に向けて示すためにも、うまくいっていない分野からの撤退と無意味な投資を控える姿勢をアピールする必要性から、今回のグーグルグラスの戦略変更を強いられたとするアナリストの見解まで紹介されています。

なお、大きく見直しを迫られたグーグルグラスではありますが、今後もグーグルは未来を担う製品への投資継続していく方針を示しており、もしかすると企業向けの開発継続から復活への糸口が見えてくる展開になったりするやもしれません。日本で身近にグーグルグラスを使える時代の到来を願っていたユーザーだって、決して少なくはなかったはず~。いまはその日を夢見て待つしかなさそうですね。


source: ロイター

(湯木進悟)

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