麻薬密売人に選ばれる端末、ノキア

麻薬密売人に選ばれる端末、ノキア 1

ある業界で流行る端末。

情報元であるUK版Viceが、イングランド、ウェスト・ミッドランズに属す工業都市バーミンガのとある人達の間でノキア端末が流行っていると語っています。とある人達とは、なんとドラッグディーラー、麻薬密売人。なんでも警察を出し抜くのにノキアのスマートじゃない端末、つまりちょっと古い端末が最適なんだとか。

「人気」端末としてあげられているのが、ノキア 8210。Viceの取材に応じているMr K2という人物は「俺が知っているディーラーはみんな古い電話使ってるな。ノキア8210は、小さくてバッテリー保ちがよくて、みんな欲しがってるよ。発売当初は最高の端末で、あの頃ジャマイカにいた俺は手が出なかったけど、今では4台もってるぜ」と、ノキアの人気ぶりをアピール。

なぜ、古い端末が好まれるのかというと、それは簡単なこと。スマートフォンはハッキングされやすいうえに、ディーラーにとっては余計なGPS機能がついてくるから。古い端末(米Gizでは誠意とノスタルジアを込めてバカ電話と呼ばれていますが…)は、スマートフォンと比べて情報取得が少ない、つまり漏洩されるデータもないということです。

イギリスでは、新たに国家犯罪局(National Crime Agency)が作られ、ディーラーたちのiPhoneをモニタリングしているといいますから、端末がスマートになればなるほどディーラーたちにとっては危険だということ。ハッキングを避けたければ、古い物に帰せ。スマートさの上をいくスマートさは、敬意をこめた「アナログ的なデジタル端末」にあるのです。

image by Saleeee/Shutterstock

source: Vice via TechDirt

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(そうこ)