中国大陸の中西部は、まるで未開の大地?

2015.02.24 06:30
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中国大陸の半分以上は、まだまだITとは程遠い状態。

今年の旧暦の正月(春節)は2月19日で、この時期の大連休を利用して日本へ観光に訪れる非常に多くの中国人でにぎわったようですけど、旧正月をふるさとで過ごす中国民族大移動を、中国最大の検索エンジンを提供する百度が、同社地図サービスへのスマートフォンからのアクセスデータによって追跡したマップがリリースされていますよ。

多くの地方都市からの出稼ぎ労働者にとっては、1年に1度の帰省チャンスともなるため、実に日本の総人口の6倍近い7億人が一斉に旅に出る、道路も交通機関も大混雑の春節大移動の風物詩ですが、こうして移動データを分析してみると、北京・上海・深センの三大地域を起点とする帰省ラッシュが大半を占めている様子もうかがえます。おまけに大移動データは東北地区と沿海地区をのぞく内陸部では、やや閑散とした様子が窺えます。

あくまでもスマートフォンによるデータ追跡なので、中国大陸の中西部では、まだそれほどスマホが普及していないことによるデータ不足なのかもしれませんけど、このマップからすれば、大都市が集中する海沿いのエリアとは対照的に、依然として内陸部には未開の地域も少なくないと考えることもできるのかもしれませんよね。

なお、春節の大移動は、ほとんどが高価な空の便ではなく、安く利用できる鉄道で行なわれることも特徴で、今年の旧正月前後の大連休期間における中国内での鉄道旅行の延べ利用回数は36億2000万回に達するとの見通しまで、中国政府の国家発展改革委員会(National Development and Reform Commission)によって発表されています。

ちなみに、もしも春節の帰省ラッシュ時に中国で電車に乗らなければならない場合は相当の覚悟が必要とのことですよ。だって、車内は足の踏み場もないほどの乗客でごった返し、長い移動時間はトイレへもろくに行けないので、大人用オムツまでバカ売れするという話ですから~。そういう意味では、日本のお盆やお正月の帰省ラッシュなんて、まだまだかわいいレベルなのかもしれませんよね。


Sarah Zhang - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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