なぜ暗闇で光るキノコが存在するのか、科学者すら知らない

2015.02.25 10:00
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光るキノコの映像は0:30から。ホタルみたい!


ブラジルのピアウイ州にあるCoconut Forestでは、夜になると暗闇で光るめずらしいキノコを見ることができます。このキノコ、光る仕組みはわかっているのですが、光る理由が、わかっていないのです。

その謎に迫る研究をしているのがサンパウロ大学博士課程のHans Waldenmaierさんです。

この動画の中でWaldenmaierさんは、「ホタルやクラゲなどは交尾やコミュニケーションのために光っていることがわかっていますが、交尾をする必要のないキノコがなぜ光るのか、そして光ることで生態系にどのような影響を与えているのかはまだわかっていない」と語っています。

そこでWaldenmaierさんは、キノコの光にどんな虫が寄ってくるのか調べようと考え、模型を作って実験してみることにしました。

アクリルで作ったキノコの模型に糊を塗ったものをふたつのグループに分け、ひとつのグループには本物のキノコとほとんど同じ色と波長で光るLEDライトを埋め込み、もう一方のグループは暗いままで森に置きます。模型には糊がついているので、キノコにとまった虫は逃げられません。

そこから、光るキノコと暗いキノコにくっついた虫の種類を観察し、光に寄ってくる虫、光を避ける虫、どちらでもない虫を見分けるというものです。

これまでの研究によって、いくつかの虫が光るキノコの方により魅力を感じていることがわかったそうですが、その虫がキノコにどのような影響を与えているのかを解明するには、さらなる研究が必要だそうです。

ちなみに、キノコが光る科学的な仕組みはNational Geographicの記事で次のように解説されています。

光るために必要なのは、酸素、ルシフェリン、ルシフェラーゼの3つです。ルシフェリンとは酸素に反応して光子(きらめく光)のかたちでエネルギーを発する分子、ルシフェラーゼは酸素とルシフェリンの反応のトリガーになる分子です。言いかえると、ルシフェリンは光る分子で、ルシフェラーゼはそれを実現させる分子です。




Omar Kardoudi - Gizmodo SPLOID[原文
(山田まり)

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