ミドリムシで空を飛ぶ…国内初の航空機向けバイオ燃料精製プラントを建造へ

101216matrix.jpg

ミドリムシで空を飛べる時代へ!

地球環境に優しいバイオ燃料というと、トウモロコシなどの穀物原料を思い浮かべる人は少なくないと思うんですけど、実は食糧生産と競合しない「微細藻類」を使うバイオ燃料に注目が集まっています。なかでもミドリムシ(学名:ユーグレナ)から抽出されるミドリムシオイルのバイオ燃料は、専用設備を利用する生産性の高さやジェット燃料への優れた適合性などからも、早期の実用化が目指されているとのことでしたが……。

このほど、社名にまでミドリムシの学名を採用し、ミドリムシを使った健康食品やバイオ燃料の研究開発を進めるユーグレナが、米石油メジャーのChevron U.S.A.とCB&I Technology Venturesの合弁子会社となるChevron Lummus Globalと提携。

日本国内で初めて航空機向けのバイオ燃料精製実証設備を建設する計画を発表しましたよ!

2005年に世界初のミドリムシ屋外大量培養技術を確立したことで知られるユーグレナは、これまでもミドリムシ燃料を採用したジェット機の運航を目標に掲げてはいました。しかしながら、新たにChevron Lummus Globalが保有するバイオ燃料アイソコンバージョンプロセス技術のライセンス供与を受けることで、ミドリムシなどのバイオマスから抽出した油脂を精製するプラントが本当に日本で完成し、ミドリムシオイルで飛ぶ航空機の実現へと大きく近づくことになりそうです。

まもなく純国産のミドリムシジェット燃料で空の旅へ出かけられる時代がやってくるのかもしれませんよね~。

source: ユーグレナ

(湯木進悟)