Windows 10、早くもXPに及ばないとの厳しいデータが…

Windows 10、早くもXPに及ばないとの厳しいデータが… 1

もはやパソコンで盛り上がれる時代は終焉?

2015年後半のビッグイベントとして期待される「Windows 10」の正式リリースですが、これでPCの売上げが伸びていくかという問いには、残念ながら、早くも否との厳しい予測が突きつけられているそうです……。

Digitimes Researchによれば、2014年4月9日に「Windows XP」のサポートが終了したのを受けて、XPマシンの買い替えで予想外の駆け込み需要を記録し、昨年前半は飛ぶようにノートPCが売れるました。しかし、昨年の世界のノートPC出荷台数は、前年比1.3%減という結果に終わり、当初の予想を下回る緩やかな落ち込みにとどまりました。

一方、同じく今年後半はWindows 10の発売でPC出荷台数が上向くかと思いきや、すでに昨年中に進んだWindows XPからの買い替え需要を超えるには至らず、2015年のノートPC出荷台数は前年比3%減まで落ち込むとの予測データが発表されていますよ。いま実は最も世界で売れているPCは、日本円にして4万円前後となる350ドルの価格帯のサブノートモデルで、その中でも注目機種は、グーグルの「Chromebook」シリーズ。盛り上がらないWindows 10を尻目に、対する「Chrome OS」搭載のChromebookは、低価格戦略で好調に出荷台数を伸ばし、2015年は前年比30%増の900万台の売行きを記録すると見られています。

とはいえ、Windows 10にも唯一の希望があり、パソコンとしては冴えない売行きでも、Windowsタブレットの人気を急上昇させる可能性は高いと考えられます。PCでもタブレットでもユニバーサルにアプリを共有し、タブレット大画面で新たな「Xbox One」ゲームアプリを楽しめるメリットが好評価されているそうです。

これを受け、Digitimes Researchは、Windowsタブレットの2015年の予測出荷台数を1630万台から1800万台まで上方修正。いつの日か、街中でもiPadよりWindowsタブレットを頻繁に目にする時代が、Windows 10のリリース以降に到来するのかもしれませんよね~。

source: Digitimes Research

(湯木進悟)