毛先に15万個乗る。世界最小の生き物を刮目して見よ

毛先に15万個乗る。世界最小の生き物を刮目して見よ 1

世界最小の生き物は直径0.25ミクロンが限界じゃろうと思われていたのですが、直径0.1ミクロンまでいけることがわかりました。このモッサリしたのが、その最小生命体。

米ローレンスバークレー国立研究所とUCバークレーが初めて断層撮影に成功しました。名前は「ultra-small bacteria(超ちっこいバクテリア)」といいます。

小さいだけじゃなく、簡単にコロッと死んじまうデリケートな奴で、写真撮影は極めて困難です。採取したサンプルは摂氏マイナス272度まで瞬間冷凍してラボまでえいこら運びました。

試料採取場所は、あの山登りで有名なコロラド州ライフルの地下水帯水層ですけど、自然界にかなり広くあるみたいですよ? 役割は今ひとつよくわからないのですけどねー。以下は、低温透過電子顕微鏡でこの写真を撮った研究班のJill Banfield教授の談話。

「得体の知れない生き物です。いろんな環境で検出されるバクテリアなので、おそらく微生物界と生態系で重要な役割を果たしているんだろうとは思いますが、一体なにをしてるのか完全には把握しきれていないんですよ」

「細胞はとても小さく、小さなDNAをもっており、リボゾームも若干ある」(同教授)そうで、外部の環境や生命体に繋がってサバイブできる附属器官もついているんだそうな。遺伝子の大半はゲノムがとても小さくて目的は不詳です。細胞全体で見ると欠けてる基本機能も多いことから、生命維持の部分は他の生命体に依存しているのではないかと教授は見ています。

大きさは平均0.009立方ミクロン。大腸菌に150個入る計算。これ以上小さくなりようがないほど小さな生命体です。

Image by Berkeley Lab

source: Nature, Berkeley Lab, The Daily Californian

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(satomi)