破れるまでiPhoneのパスコードを調べ続ける怖い箱

破れるまでiPhoneのパスコードを調べ続ける怖い箱 1

その執念にゾクッとする。

私のiPhoneのセキュリティーはバッチリ。だってちゃんと4桁のパスコードかけてるし、もちろん自分の誕生日なんてわかりやすい数字にはしてないから、パスコードを突破されるなんてことまずないはず! …と思っていた数分前のおバカな私。なんてことないチープな箱にiPhoneのセキュリティーが陥落されてしまうなんて…。

イギリスの情報セキュリティーコンサル会社MDSecも警戒しているのが、IP-Boxとよばれるもの。これの怖いところがたった120ポンド(約21,600円)で購入できてしまうというところです。どうやってパスコード解読をするのかというと、盗んだiPhoneにしらみつぶしにひたすら数字を入力するだけ。

ただし手入力ではなく、ボックス本体とiPhoneを繋ぐUSB端子を介して入力されていきます。間違った数字を入力したら、ボックスがiPhoneの電源を強制的に切ってしまうので、その履歴は残らない。つまり「10回間違うとデータを消去する」設定にしていたとしてもまったくの無意味なまま、ボックスは永久的にパスコード解読のため数字を入力し続けるということです…。こわ(泣)。

ひとつのパスコードを入力するのに約40秒かかります。ということは、場合によっては解読までに4、5日間かかることだってあります。「かかりすぎだろ、犯人だってそんなに待てねーわ!」と思いますよね? いやいや、ここは自意識過剰になりましょう。あなたのiPhoneに入っている情報がどれだけ有益か、それは計り知れないのですから。数日待つ価値だって十分あります。

IP-Boxを販売するTEELtechnologiesによると、iOS 8までのiPhoneであればパスコード破りが可能とのこと。できる方はiOS 8.2にアップデートしましょう。iOS 8.1以前のバージョンのままだったり、iPhone4などのアップデートができない機種は依然危険に晒されたままです。危険を回避するためにも、4桁の数字ではなく複雑なパスコードを設定したほうがいいかも。そしてこれだけは覚えておいてくださいね、あなたのiPhoneは常にリスクが付きまとっていることを…。

source: MDSec

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(SHIORI)