真のアスリートがターゲット。HTCのフィットネス端末Gripが登場

真のアスリートがターゲット。HTCのフィットネス端末Gripが登場 1

本気のアスリートだけ来いよ。

装着して使うフィットネス端末は、もうさんざん聞いたし見たし、けっこう出そろった感がありました。が、ちょっと遅れてやってきたHTC。発表されたフィットネス端末Gripは、従来のものと一線を画すため、ターゲットを「真のアスリート」に絞ったと言います。

それもそのはず、Gripはアンダーアーマーとの共同開発。アンダーアーマーと言えば、最近フィットネス系アプリMyFitnessPalとEndomondoを買収し、すでに傘下にあったMapMyFitnessと合わせて、デジタルフィットネスコミュニティの巨塔となったばかり。

GripはGPS内蔵。AndroidとiOS共に対応。が、変わっていると言えば変わっている点として、心拍モニターがついていません。200ドル程度の端末で心拍数がわからないとなれば、もう1つ別で何かつけてね!とでも言うのでしょうか。ちょっと、ここの意図を掴みかねております…。真のアスリートがターゲットだからと言いつつこれは、不思議ちゃん端末な気配がしなくもない…。

Mobile World Conference (MWC)の会場にいる米Giz編集部が、試作品モデルを実際に手にしてみましたが、デザインとしてはこれといって特に言うことがないという感想。まぁ、実にシンプルですし、既視感のあるデザインではあります。HTC曰く、販売する完成モデルにはもう少し要素が加わるとのことですが、さてどんなもんか。

真のアスリートがターゲット。HTCのフィットネス端末Gripが登場 2

真のアスリートがターゲット。HTCのフィットネス端末Gripが登場 3

内側のネオンイエローがアクセントですね。サイズは、S/M/Lの3サイズ。しかし、デザインで気になるのはその物々しさ。フィットネスバンドというよりも、バングルとでも言いたくなるほどの存在感。真のアスリートが、走り、跳び、自転車を漕ぐのに、この大きさは邪魔になる気がします。さらに、睡眠トラッキング機能もあるのですが、寝ている時も邪魔になりそうな気が…。

端末自体には物理ボタンなし、PMOLEDスクリーンがあるだけ。1度の充電で2.5日オーケーですが、GPS利用の場合はバッテリーが5時間しか保たないということは決して忘れずに。

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ワークアウトデータ、カレンダー、あれこれアプリの利用が可能ですが、GripはHTC独自のソフトウェアを使用しているため、Android Wearと比べると多少制限があります。現在、Gripに設定可能として準備されているオプションは、ランニング/サイクリング/ジム/その他のみですが、これから追加予定だとか。

また、ホームスクリーンでは、テキストメッセージや着信の通知表示もありますが、ここは最低限の要素のみ。スマートウォッチ、スマートバンドとしてではなく、あくまでもフィットネスが最優先の端末です。リリースは4月を予定。ぱっと見聞きしただけでは、不安要素がちょいちょいありますが、ライバルとなるFitbit、Jawbone Up3などとどう渡り合っていくのでしょう…。

image by Gizmodo Australia

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(そうこ)