Parrot 「Bebop Drone」。世界基準のドローンが日本にもやってきた

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見た時から欲しくなったドローン。

ビジネス利用からジャーナリズム、プロの撮影まで利用シーンが急速に進化しているドローンの世界。アマゾンが配達事業を計画するなど、一般人の生活にもだんだん知られるようになってきましたが、特に盛り上がっているのが、コンシューマー用のドローン。

コンシューマー用ドローンの世界で、テック好きの間でドローン人気の火付け役となったモデルがあります。それが2010年にリリースされた「AR Drone」。開発元はフランスのエンジニアリング集団Parrot。iPhoneアプリで操作できる手軽さと動画撮影機能に着目した先進性を追求した革新的な製品が人気を集め、ドローンの知名度を一気に高めました。言ってみれば、Parrotはドローン界のアップルのような存在。

そのAR Droneの後継機でもある、最新のドローン「Bebop Drone」が今日、日本で発表されました。

Bebop DroneはAR Drone、第2世代のAR Drone 2.0と続くParrotのコンシューマー用途のドローンで、機能が大きくアップデートされた第3世代。本日、その発表会が行われたので、その様子をご紹介します。

通常ドローンは映画やテレビの撮影などに使うプロフェッショナル用と、誰もがお店で買って遊べるコンシューマー用の二種類に分かれますが、Parrotが専門とするのは後者。今回発表された「Bebop Drone」は、これまでParrotが発売してきたドローンの中でも最高の技術が注入されたモデルで、昨今日本でも話題に上がることが増えたドローン人気の主役になるかもしれない...。それくらい良く出来たプロダクトでした。

空飛ぶアクションカメラ

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フルHD撮影可能な1,400万画素魚眼レンズ付きカメラ

特に注目したいのが、「高画質撮影」機能。Bebop dronでは、フルHD(1,080 ☓ 1,920)での動画撮影が可能な1,400万画素の魚眼レンズ付きカメラを標準搭載。内臓の8GBフラッシュメモリに40分の撮影した動画(H.264のMPEG4)を保存、デバイスに転送が可能に可能になっています。もちろん写真も高画質の解像度4,096 ☓ 3,072(jpeg、RAW、DNG)で撮影できます。

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安定した撮影を発表会の最中にデモする壇上のParrotのクリス・ロバーツJPAC地域担当副社長

Bebop Droneに導入されたのは、安定した撮影を実現する技術が盛り込まれています。傾きや乱気流にさらされた時でも視野角が歪みなく水平状態を保ちつづける「画像安定化アルゴリズム」、搭載したデュアルコアCPUとクアッドコアGPU、イメージング・プロセッサーでの映像デジタル処理システム、振動を抑えるショック・アブソーバーと、安定した空撮が気兼ねなく行えます。

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普通ドローンで空撮する場合は、別売りのカメラとアダプターでカスタマイズする必要があります。しかしBebop Droneは高画質な機材をアドオンする必要なく使えるって、動画も写真も余計な機材無しで安定して撮影できるスマホのような発想だなあ。

超安全なドローン飛行の時代到来

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また発表会で強調されたのが「安全性」。ボディに接触があると緊急停止機能が作動するほどセンシティブな設計。また16ミリ秒ごとに撮影した地面の画像を比較して速度を安定させる垂直安定化カメラを搭載するなど、Parrotがこれまで考えてきた安全面への配慮が伺える設計になっています。ドローンって飛ばすと人にぶつかったりしないか、壁にぶつからないか、いつも心配になりますよね。

接続について。Bebop DroneはWi-Fiアンテナ2本搭載で、デュアルチャンネル(2.4GHz/5GHz)Wi-FiとMIMO(Multiple Inputs Multiple Outputs)テクノロジーを使って最長250mの範囲まで操縦できるとのこと。

ただ一本のバッテリーあたりの飛行時間は約11分と短いところは注意が必要でしょう。それから水には弱いので、海や川の近くでの利用にもご注意を。

iPhoneで操作できる簡単設計

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iPadを装着した「Bebop Drone Skycontroller」

Bebop Droneは、iOS、Android、Windows Phoneのスマホ/タブレットの無料アプリ「FreeFlight 3.0」で操作。専用のコントローラーは必要なし。

アプリを立ち上げて、デバイスとドローンを接続、それだけで直ぐに操縦できます。画面に表示されるバーチャル・ジョイスティックを操作して高度を調整。加速度センサーを活かして、デバイスを縦や横に傾けると動きを認識して、ドローンを前後左右に動かす直感的な操作になっています。

アプリの画面には飛行中のBebop Droneが捉えた映像がリアルタイムで流れてきます。カメラの角度もアプリ内で設定ができ、さらに16:9、4:3、魚眼、ホワイトバランスなども設定できるようになっています。

凄いのは「自動帰還機能」。Bebop Droneに搭載されたGPS機能で、コントローラーアプリの「Return Home」ボタンを押せば、離陸時の場所へと自動で戻る機能が付いたという素晴らしい心遣い。ドローンを着陸させるために、走って行方を追いかける必要も無くなることですよね、これって。

さらに「Bebop Drone Skycontroller」を使えば、4本のWi-Fiアンテナでさらに強力な接続が実現するので、飛行距離が最大2kmまで拡大できます。Skycontrollerにはタブレットをドックを固定して、据え置きのスティック・コントローラーで操作。

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見た目もかなり本格的。

トリック飛行も。

Bebop Droneはブルー、レッド、イエローの3色で登場。明日からアップルストアやアマゾン、家電量販店で予約開始。発売は4月上旬の予定。

価格帯は、単体(飛行範囲250m、バッテリー2本含む)モデルが税別70,900円。Bebop DroneとSkycontrollerを含む通信距離拡張パックは税別130,900円。

そうそう、Parrotではドローンを使った動画制作コンテストを近々開催するようです。その情報も追ってお知らせします。

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巷では「ドローンが〜」、「ドローンで〜」言う人増えました。けれど、iPhoneみたいな必需品じゃないですし、もしそうなったとしてもそれはかなり未来の話。

でもテクノロジーの観点からすると、人が操作するという意味ではドローンもiPhoneと全く同じかもしれません。いや、よりセンシティブなコントロールが求められるドローンのほうが、より複雑でスキルが必要で、チャレンジングなんです。

だから僕は、ドローンを身体化されたテクノロジーだと思うのです。特に操縦する感覚には、苦労して得られる何らかの快感を感じてしまうのです。そんなテクノロジーの楽しみをBebop Droneにも感じました。これを操縦するだけで、何にも代えがたい感覚が体験出来ると思いますよ。

source: Parrot

(鴻上洋平)