流石スイス。スマートウォッチでも時計の本質を忘れない!

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やっと本当にはめたいスマートウォッチが出た!

ウェアラブルのトップシェアを目指し、各メーカーからスマートウォッチやフィットネスバンドが続々と発売されていますけど、どうもあのデザインがね……。高級感ステータスを求められる腕時計にふさわしいモデルが、なかなか出そろっていないというのが現状ではないでしょうか。

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しかしながら、あの由緒あるスイスの時計メーカーのMONDAINE(モンディーン)から、初のスマートウォッチクラスの新モデル「Helvetica No. 1 Smart」が、今秋に発売されることが明らかになりましたよ。MONDAINEといえば、スイス国鉄が駅の時計のデザインとして採用した「スイス レイルウェイステーションクロック」をベースに、Helvetica(ヘルヴェチカ)フォントを採用する時計の発売で知られています。

アップルがiOS 6で無断コピーして訴えられた、スイス国鉄の時計デザインと説明したほうがシックリとくる人も多いでしょうか?

そのMONDAINEが、ついにスマートウォッチの開発に乗り出したと聞くと大歓迎されるんでしょうけど、実はHelvetica No. 1 Smartには、タッチスクリーンのLCDディスプレイも、メールや通話着信などを知らせる通知機能も搭載されていません。どこからどう眺めても、ごく普通のアナログ腕時計なのですが、MotionXが提供するフィットネストラッカーが内蔵されており、いわゆる健康管理を主目的とするリストバンドと腕時計を組み合わせたスマートウォッチクラスの新製品という位置づけになっていますよ。

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文字盤デザイン部には、スマートウォッチでスタンダードのデジタルディスプレイを採用せず、渋いHelveticaフォントのスイス国鉄のアナログ駅時計のデザインを踏襲しているため、Helvetica No. 1 Smartにはチープなダサい印象はまったくありません。おまけにバッテリーの持ちが悪く、充電を繰り返さなければならない、スマートウォッチ特有の弱点がないのはいいですよね。

それでいて、内蔵されたフィットネストラッカーは高機能で、腕時計上では単純な測定値しかチェックできないものの、BluetoothでiPhoneAndroidスマートフォンなどへリアルタイムにデータを飛ばし、専用アプリから詳細なヘルスケア分析が行なえるようになっています。今月半ばにスイスのジュネーブで開催される国際時計見本市のBASEL WORLD(バーゼルワールド)にて、さらなる詳細が明らかにされる予定ですよ。

なお、デザイン性ではトップクラスの人気を集めそうなHelvetica No. 1 Smartではありますが、MONDAINEは販売予定価格を、日本円にして10万円をくだらない900ドル前後に設定することも発表しています。スイス純正のスマートウォッチを手に入れるのは、予算的にもそんなに簡単ではないのかもしれませんよ~。

source: Mondaine via Pocket-lint

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)