これは結構イケてるぞ!?「Xperia Z4 Tablet」のファーストレビュー

2015.03.04 17:00
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10インチサイズでベストなタブレット現わる!

バルセロナで開催のMobile World Congress(MWC)で、ソニーは最新の10インチタブレット「Xperia Z4 Tablet」を発表しましたが、その仕上がりに各所から賛辞が寄せられています。スペック面での高性能ぶりもさることながら、えっ、これはノートPC?と勘違いをしてしまいそうなBluetoothキーボードとのコンビネーションが、新たなAndroid PCの夜明けを告げそうなんです……。米GizmodoのCarlos記者のレビューを見てみましょう。


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ブラックとホワイトの2色モデルが用意されるXperia Z4 Tabletは、OSにAndroid 5.0 Lollipopを採用し、クアルコム製のプロセッサーSnapdragon 810、3GBのメインメモリ、32GBの内蔵ストレージを装備。10.1型のIPS液晶ディスプレイは、美しいWQXGA表示に対応した2560×1600ドットの解像度を備えています。

そんなスペックの中でも注目すべきは、本体の厚み6.1mm、重量389g(Wi-Fi版)。同サイズのタブレットでは、世界最薄・最軽量をアピールしています。ちょうど2年前にソニーが発表した「Xperia Z2 Tablet」も、当時の世界最薄・最軽量を掲げていましたが、よりパワフルな最新モデルで、この記録を更新したのには脱帽です。

わかりやすい比較をすると、Xperia Z4 Tabletは「iPad Air」よりも軽いタブレットに仕上がっています。ただiPad Airのアルミニウムボディーに対して、Xperia Z4 Tabletは、質感こそ高いもののプラスチック製ではありますけどね。ちなみに、Xperia Z4 Tabletの本体サイズは254×167mmと、iPad Airよりは少しだけ大きくなっていますよ。


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さらに、バッテリー容量はXperia Z2 Tabletと同じ6,000mAhですが、これまで動画連続再生は最長で13時間だったのが、Xperia Z4 Tabletでは17時間とされています。このバッテリー駆動時間なら、外出先で充電を気にせず使えるタブレットとしての合格ラインを余裕で超えていると言えるでしょう。

また、Xperia Z4 Tabletは、IP65、IP68準拠の防水防塵性能も備えたタブレットに仕上がっています。同じく防水モデルだったXperia Z2 Tabletでは、充電用のmicroUSBポートにキャップをはめなければならなかったのに対して、そのままで完全防水性能を達成した意義は非常に大きいとされています。この仕様は、ソニーがMWCにて同時発表したスマートフォン「Xperia M4 Aqua」でも採用されており、これからのXperiaは水没にも強いタフ性能が大きな売りになっていくのかもしれませんね。


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とはいえ、何にも増してXperia Z4 Tabletが人々の目をひきつけたのは、まるでノートPCかと錯覚させられるような高い完成度のキーボードとのコンビネーションでしょう。

Xperia Z4 Tabletの専用オプション「BKB50 Bluetooth Keyboard」として発売される、このBluetoothキーボードドックには回転ヒンジが備わっており、0~130度の間で自由に開閉できるようになっています。使わないときには液晶ディスプレイカバーになり、ゴツいキーボードを別に持ち歩く必要もなくなるのはよいデザインですね。

AndroidのOSがキーボードやマウスの操作を前提としていないためか、ソフトウェア面でシックリとこないシーンが多々あったのは残念ですけど、ハードウェアとしてのBluetoothキーボードドックの仕上がりには、ソニーの信念すら感じさせられる申し分ないものがありました。これでマイクロソフトのOfficeスイートのアプリを利用すれば、もう気分は本当にAndroidパソコンですよね~。

なお、Xperia Z4 Tabletは今年6月の発売が予定されていますが、Bluetoothキーボードドックのオプションも含めて、まだ販売価格は明らかにされていません。ただ、マイクロソフトがSurface向けのキーボードカバーを129ドル(約1万5000円)の価格帯で販売したことからすると、やはり1万円以上の出費を覚悟することにはなりそうですね。ちなみにキーボード以外にも、Xperia Z4 Tabletをプリンタープロジェクターへと接続できるアダプターが専用オプションのラインナップに並ぶみたいですよ。


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PlayStation 4で動作しているゲームを、そのままXperia Z4 Tabletでプレイできてしまう「PS4 Remote Play」機能まで標準装備されて、遊び心だって満載。あとは、ノートPCスタイルで使えるオプションのBluetoothキーボードまでセットにして、リーズナブルな価格で市場へ投入されれば、ソニー人気の復活に大いに寄与する展開となるやもしれませんよね。

Xperia Z4 Tabletのファーストインプレッションは、iPadからの乗り換えユーザーだって獲得できそうな、10インチサイズでベストなタブレットが出てきたなというのが率直な感想です。


Carlos Rebato - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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