Apple Watch先行レビュー、米メディアまとめ

Apple Watch先行レビュー、米メディアまとめ 1

買いなよ!って言ってくれるメディアはいた?

Apple Watch、誰もが手に取れるようになるのは早くても今週金曜日です。が、事前に入手しているメディアからの先行レビューが今続々届いています。

ざっくり言うと、パーフェクトじゃないというのが全体的な印象です。第1世代だからしょうがないってとこもあれば、そもそもこれ変だよねってとこもあります。使い慣れるのにちょっと時間がかかる部分もあります。で、多分結論として、今買わなくてもいい感じです。

が、でも! やっぱり今あるスマートウォッチとしてはベストだし、ポテンシャルも感じられます。以下、各メディアからの抜粋です(強調は訳者)。ちなみにみんな一致してるのが、バッテリーは普通に使う分には、ギリギリかもしれないけど1日は保つってことです。

CNET

Apple Watchを1週間使ってみた。毎日手首に着け、考えうるあらゆることをしてきた。歩数を数え、心拍数を測定し、ランチの支払いをし、iPhoneを持たずに音楽を聞きながら公園を散策し、家族とチャットし、メールを随時チェックし、Uberの車を探し、ニュースをチェックし、週末の長いドライブのナビゲーションをし、Apple TVを操作し、2歳の子どもの面倒を見るふりをしながら野球の試合状況をチェックした。

Apple Watchは美しく有望で、今あるウェアラブルの中でもっとも野心的だ。だが第1世代で何もかも成し遂げようとしているものの、まだまだ満足いかないところが多い。他のウォッチと比べて短いバッテリーライフ、高い価格はその最たるものだ。しかしアップルはまだ船出したばかりで、長い旅はこれからなのだ。

Wall Street JournalのGeoffrey Fowler記者

こう書くと、なるほどと思う人もいるかもしれないし、がっかりする人もいるかもしれない。Apple Watchによって、私はリアルの世界によりしっかりと意識を向けられるようになった。ぼんやりとスマートフォンを手に取ったり、食事中もテーブルの上に出しておかなきゃいけないと感じたり、そういう感覚が薄れてきた。

Apple Watchによって、スマートウォッチはようやく意味のある存在になった。彼らの成功は、彼らがいかにユーザーを取り込むかということではなく、いかにユーザーが効率よく仕事を片付ける手助けをできるかという尺度で測られるべきだろう。腕に着けていること自体、効率を実現する一要因だ。それは便利なディスプレイでもあり、心拍数を測ったり、レジで支払いを済ませたりもできる。我々がテクノロジーをどう使うべきかという、まさに我々がアップルに期待するようなビッグアイデアが示されている。

Wall Street JournalのJoanna Stern記者

アップルの最新ガジェットを1週間以上使ってみて、彼らが単に手首に着けるコンピューターを売っているのでなく、ルックスやクールさ、そしてオマケのコンピューター機能も売っているのだと気づいた。ただ、機能が多すぎて見つけるのが難しい。(略)

Apple Watchにはできることが多すぎ、すぐにはわからないメニューや機能が多すぎて、良くも悪くも、その人それぞれの使い方を編み出すことになる

(略)一番安い350ドル(日本では4万2800円)のスポーツバージョンを選ぶのでない限り、未来はまだ待った方がいい

New York Times

Apple Watchは決して完ぺきとは言えない。そして350ドルから1万7000ドル(日本では4万2800円~218万円)という価格は、安くない。見た目は非常にスマートで、スタイリッシュなレザーやメタリックのバンドが他のウェアラブルデバイスとは一線を画している。だがApple Watchはいかにも第1世代のデバイスで、それなりにあらゆる制限や欠点がある。

(略)それでも、万人向けになっていないとはいえ、Apple Watchはどこかきちんと捉えている部分がある。テック業界が固執するウェアラブルなるものが、近く実を結びそうだと思える程度には便利だ。そういう意味で、Apple Watchを先週使ってみて初代iPhoneを思い出した。初代iPhoneは、他のスマートフォンにほとんどできなかったことを実現しただけでなく、つながるモバイルコンピューターの可能性を示したという意味でも革命的だった。

The Verge

Apple Watchが今あるスマートウォッチの中でもっとも有能であることは間違いない。それは、今まで見た中でもっとも野心的な製品のひとつだ。我々のテクノロジーの使い方について、あまりに多くのことをし、変えようとし過ぎている。だがその野心は、焦点を欠いている。すべてのことが少しずつできるのであって、数少ないことを非常にうまくできるのではない。技術的な卓越性はさておき、Apple Watchはまだスマートウォッチでしかなく、スマートウォッチの真の使い道を見出した者がいるのかどうか、まだわからない。

Bloomberg Business

Apple Watchがあることで、ユーザーはディナーの客にはより不向きな人物になるかもしれない。だがむしろ、ちょっとだけ良い客になれるかもしれない。その違いは、ユーザーが「本当に大事なこと」と、「大事そうなこと」、どちらを重視するかということだ。

Apple Watchで人生は変わらない。だがそれは素晴らしく良く出来ている。Apple Watchは何百万台と売れ、多くの人に愛され、溺愛されるだろう。これは、アップルが長年かけて築き上げてきた巨大なエコシステムの素晴らしいコンポーネントである。今ある競合機種の何よりもシームレスでシンプルである。Apple Watchは間違いなく、世界最高のスマートウォッチである。

Re/Code

Apple Watchを発売日に買うことを決めた人ももういることだろう。それは、彼らがアップルを愛しているからだ。彼らは新しいものを好み、誰よりも早く買いたいと願っているからだ。そしてこの製品については、あまりにも騒がれてきたからだ。

だがApple Watchは万能ではなく、孫に受け継ぐ時計になることもなさそうだ。それはいくつかのソフトウェアアップデートを受け、いつか数年後、リチウムイオンバッテリーにあまり充電できなくなって、そのときにはもう大した価値が感じられなくなっていることだろう。

Eric Limer - Gizmodo US[原文

(miho)