未来に繋がる新型MacBookは、まるでiPad Air 2の上位互換のように思えた

2015.04.23 21:00
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日ごとに宝物を授かったような気持ちになっています。

12インチのRetinaディスプレイ、薄さ13.1mm、重さ920g、そしてポートは充電から拡張まですべてUSB-Cポートひとつに集約という今もっともチャレンジングなスペックを誇る新型MacBook。

しかし展示会で見るのと自分のモノとして扱うのは大違い。実際にメインマシンとして使って1週間。このMacBookこそが、未来を先取りする最強マシンなのだと実感するようになりました。

ひとつ気になる着眼点があります。それは、実機のパッケージがギズモード編集部に届いたそのときから、部員が異口同音に「iPadみたいですね」という感想を漏らしていたこと。


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使っていくうちに、ますますその想いは強くなっていきました。いささか乱暴な物言いですが、新MacBookは既存のMacBookよりiPadに近いデバイスではないか?

もっと言えば、これはiPad Air 2からはじまったアップルの新しい系譜にある機種として捉えたほうがしっくりくるかもしれないという仮説。iPad Air 2は、そのスペックも品質も高次元で美しく、iPhone 6 & 6 Plusとはまた違った息吹を感じさせるものでしたが、新型MacBookも完全にその延長線上にある気がしました。


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たとえばポートがひとつしかなく、USB-Cケーブルと、電源アダプタの組み合わせで充電も兼ねるという構成は、USBポートひとつで充電も同期もこなすiPadに近いユーザーエクスペリエンスです。展示会では気づかなかったポイントですが、電池の残量表示もiPadライクなんですよね。


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左がUSB-Cケーブルと電源アダプター。右はすこし汚れていますが(笑)、iPadのUSBケーブルと電源アダプター。似てませんか?


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シルバー/ゴールド/スペースグレイというラインナップも、既存のMacBookにはなかったもので、iPad Air 2のカラーリングです。

もちろん、新型MacBookはタッチパネルではありませんし、中に入っているのはiOSではなくOS X Yosemiteです。それでも、この使いやすさ、シンプルさは、iPadの系譜に属するもので、モバイルユーザービリティを考えると、「キーボードに癖がある」などといったネガティブな意見を補って有り余るメリットがあると感じずには入られないのです。もっとも、このキーボード、最初から気に入っていたのは記事に書いたとおりです。今はもうなんの違和感もありません。


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もうひとつの心配点、4年前のMacBook Air並みと言われる「Core M(僕のは1.2 GHz)」プロセッサーも、iPadライクな使い勝手、ファンレスで少ない発熱量、バッテリーの持ちを考えると適正なセレクトだったのではないかと思います。

Core Mはラップトップにもタブレットにも入るような万能プロセッサーです。逆にCore iプロセッサーはMacBook AirやMacBook Proに搭載されるようなもの。Atomプロセッサーは、ラップトップよりもモバイル端末(Windows タブレットなど)に入っているものなので、Core Mプロセッサーはラップトップとタブレットの中間の位置付けといっていいでしょう。

ちなみに公式には、最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧となっているバッテリーの持ちは、十分に感じています。

以前ギズモードにご登場いただいたクリエイティブディレクターの梶原由景さんに、Facebookで「Adobe CC(Creative Clud)はどう?」と質問いただいたのですが、個人的には大丈夫。Photoshop CCとIllustrator CCはもたつきを感じませんでした。もっとも、こちらは編集者稼業での使用がメインで(笑)、激重なRAWデータなどは扱っていません。明日までにLightroomで現像をたくさんやらねば...みたいな用途にどうかはわかりません。



試しに音楽ソフトの「Logic Pro X」で趣味のトラック制作に使えるかを検証してみたかったのですが、ポート数が十分でないこともあって、本格的なテストはまだできていません。さっとトラックを作った段階では、上の動画のようにさくさくと動いています。ちなみに内蔵スピーカーの音は、今まで手にしたどんなノートブックよりもいい。ステレオの定位感もかなりのもの。音楽鑑賞、音楽制作に関してはまた追ってご報告したいと思っていますが、ひとつUSB-C規格のオーディオインターフェイスの登場が待ち望まれるところではあります。



感圧式タッチパッドに関しても、電源をオフにしてタッチパッドを押しても何も起こらず、下に物理的なボタンがないのがわかります。次にオンにして、もう一度タッチパッドを押してみます。するとカチっという手応えが返ってくるのはすごいと思いました。電気的にレスポンスが返されているはずなのですが、物理的なクリックとの差異がわかりません。

まだまだ、最初はクリック、強く押して感圧タッチという二段階対応のアプリケーションは少ない状況ですが、Safariブラウザでいろいろな挙動を試しているだけでも楽しい。これも未来を感じます。


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なにはともあれ、最大の特徴は「プロダクトとしての美しさ」。これにつきると思います。特にスペースグレイは本当にいい。用途によりけりなので慎重に検討して頂きたいですが、自分はいい買い物をしたと思っています。


(尾田和実)

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