センサーが動きまくる! 最新機能全部載せの「PENTAX K-3Ⅱ」

センサーが動きまくる! 最新機能全部載せの「PENTAX K-3Ⅱ」 1

センサーを動かす機能が大活躍。

今年初めにフルサイズ機の開発を発表し、プロユーザーからも注目を集めるPENTAX。そんな同社がAPS-Cフラッグシップ機をリニューアルしてきたんですが、これがすごいんです。

23日に発表されたPENTAXのフラッグシップ機「K-3Ⅱ」。名前の通り先代の「K-3」のパワーアップモデルです。

センサーやエンジン周りは同様ですが、強化された部分は、PENTAXお得意のボディ内手振れ補正が3.5段から4.5段に進化。...と、ここまでは普通の話。このK-3Ⅱがすごいのはこのボディ内手振れ補正機構を使って、様々な新機能を搭載してきたところなんです。

その1つ目は、赤道儀なしで天体撮影ができるPENTAX独自機能アストロトレーサーを単体で利用できること。アストロトレーサーは、赤道儀のように天体の動く速度に合わせ、ボディではなくセンサーを動かすことで綺麗な天体写真を撮るという機能。正確な位置測位に必要な電子コンパスや、従来は外付で必要だったGPSが今回ついに内蔵されたんです。

2つ目は、リアル・レゾリューション・システム。OM-D E-M5 Mark IIで内蔵され話題になった、センサーを少しずつ動かして複数枚の写真を撮影し、それを合成して高解像度な写真を撮影する技術です。CP+内でフルサイズ機に搭載すると明言されていましたが、今回K-3Ⅱにも搭載してきました。

これらの機能はどちらも、ボディ内手振れ補正で使うセンサーを動かす機構によって実現している技術。また、同社のローパスセレクターという、ローパスレスのセンサーに擬似的にローパスフィルターが掛かっているような効果を与える機能も、このセンサーを動かす機構を用いることで実現しています。

ボディ内手振れ補正の機構が、こんなに大活躍できるとは驚きですね。これならフルサイズ機が来てもかなりいいサブ機になってくれますし、逆にAPS-Cフラッグシップと謳うに文句ないモンスターマシンになりました。

source: RICOH Imaging

(小山和之)