電気自動車の価格が大幅に下がる…ガソリン車より安くなるかも!

2015.04.07 12:30
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ホンダが開発した電気自動車EV-N


軽自動車並みコストダウンしてこないかな?

ガソリンを一切使わない電気自動車(EV)に乗ってみたい。日本でも街中でEV仕様の乗用車を目にすることは珍しくなくなってきましたよね。外出先の充電スポットも、どんどんと充実する傾向にあるようです。では、みんながみんな電気自動車に乗れるのか? そう問われると、やっぱり正直にいって難しいものがあるでしょうね。

だって、どんなに便利になったとはいえ、電気自動車は高いです。普通にガソリン車を購入し、ガソリンを入れながら走るほうが、結局のところ、まだコスト的には安く収まるはずです。もっと電気自動車の低価格モデルが続々と発売されてくれば、話は別なんでしょうけど……。

ところが、その低価格EVの登場が遠い夢ではなくなりつつありますよ! もっとも大きな要因は、リチウムイオン電池低価格化です。そもそも電気自動車が高く思えるのは、ひどい場合は車両価格の半分近くを占めるリチウムイオン電池のコストが原因。でも、このEVのバッテリー価格が大幅に下がったら?


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米テスラモーターズのテスラ・ロードスター(Tesla Roadster)


このほどStockholm Environment Institute(SEI)は、過去8年間におよぶEVバッテリーのコストの変遷を調査したレポートを発表。テスラや日産などの電気自動車に搭載されているバッテリーパックのコストは、年8%のペースで下落傾向にあることが判明したとされています。これは、より低コストなニッケル水素電池の低価格化と同じスピードであるとも指摘されていますね。つまり、このままリチウムイオン電池のEVバッテリーの低価格化が進めば、ついにガソリン車と変わらない値段で販売される電気自動車も続々と誕生する時代がやってくる~。

2014年の時点で、主要なEVメーカーの採用するバッテリーパックのコストは1kWhあたり300ドル(約36,000円)まで下がったそうです。いまのペースでいけば、2018年には1kWhあたり230ドル(約27,000円)までコスト低下が進むと予測されています。同調査では、最終的には1kWhあたり125ドル(約15,000円)までコストが落ち込むと試算。ガソリン車の購入維持費と比較しても、はるかに電気自動車のほうが所有しやすい時代も到来するとの予想まで出されているんだとか。

もちろん、あくまでも今回の調査では、EVバッテリーの製造コストが下がって、電気自動車の初期購入費用を低く抑えられる可能性が示されたにすぎません。1回の充電で走れる連続走行距離や、EVバッテリーの寿命による買い替えサイクルなど、ほかの要素も十分に考慮に入れなければならないでしょう。とはいえ、これまでより大幅に低価格な電気自動車のラインナップが豊富にそろっていくことは、ドライバーにとって歓迎すべき流れではないでしょうか。


source: MIT Technology Review

Maddie Stone - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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