いい人が得する科学

なんだかんだで世の中は、いい人の方が得するみたい。意地悪な奴ぁ、ダメなのよ。

Brit Lab制作のこちらの動画では、科学者が社会行動や動物を研究してだした結論=利己的で人を欺く行為は結果的に得をしないという説を解説しています。グループの中で最善の策となるのは、周りと協力していくこと。

まず、囚人のジレンマとよばれるゲーム理論を用いて説明します。この理論では、登場する2人の対象者(仮にAさんとBさん)にある選択肢は2つ、協力もしくは裏切りです。2人の選択肢によって生まれる結果、利得表は4パターン。例えばAさんの場合の利得を見ると、利得が少ない方から順に、Bさんに裏切られる/お互い裏切りあう/協力/Bを裏切る、となります。なら、自分一人だけ裏切るという利己的な人が特じゃないかという話になるますが、これは安易な考え方。自分が欺く側に周り続けるということは、長期的に見て裏切られる可能性も大きくなるということなのです。つまり、協力し合うことこそ、長期的にみてAさんBさんの両者にとって最善の策だというわけ。

次に解説するはTit for Tatと呼ばれる理論。Tit for Tatとは日本語で言えばしっぺ返しの意。協力しあった方が良い結果をもたらすという説です。いや、非協力がために、非協力という罰を受けると言った方が的確でしょう。誰かとタッグを組むとき、多くの人は過去に裏切られたことがない相手と組みたいもの。つまり、人を欺けば、いつかはそれが人々の知るところとなり、自分に協力してくれる人はいなくなるという話。協力しあう人々=グループに、利己的な個人が対抗するのは難しい、それが社会なのです。例え、そのグループが最初は少ない人数でも、協力が協力をよび大きくなっていくことができます。これは、人間だけでなく動物の世界でも言える非常に根本的なことなのだとか。

協力しましょう、優しくしましょう。科学的にもそれがベストなのです。

source: Brit Lab

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(そうこ)