燃費も向上。クルマの金属パーツをプラスチック+カーボンファイバーに

燃費も向上。クルマの金属パーツをプラスチック+カーボンファイバーに 1

こんな軽そうなのが車の中に。

重さ1,000kg以上もある車を動かすのに必要なパワーを考えると、プラスチックのパーツなんてふにゃふにゃで、エンジン周りに使うなんてありえない気がします。が、プラスチックをカーボンファイバーで強化したらどうでしょう? 岐阜大学セントラルファインツールが共同開発を行ない、プラスチックの歯車にカーボンファイバーの薄い層を加えることで、金属製に匹敵する強度を実現したんです。

車の中の歯車がかみ合って回るとき、歯の付け根の部分には大きな力がかかります。そこで開発チームでは、歯の内側にカーボンファイバーの薄い層を入れて強化することにしたんです。

燃費も向上。クルマの金属パーツをプラスチック+カーボンファイバーに 2

でもカーボンファイバーってことは、お高いんでしょう?と思いきや、使われるのはごく少量に抑えられているため、低コストで済みます。そしてもちろん金属より軽いので、車全体の軽量化にもつながり、ひいては燃費も良くなるというわけです。

関係者は今後改良を続けつつ、2017年までに実用化したいと考えています。とはいえ車メーカーや安全規制当局の厳しいテストを考えると、この歯車を搭載した車に乗れるようになるのはもう少し先になりそうです。

source:Nikkei Technology

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

(miho)