YouTubeの「VP9」は、なぜスゴいのか知ってますか?

2015.04.19 21:00
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ビデオコーデックスタンダードとなれるか?

インターネットで動画を視聴することが、ごく当たり前の時代になりました。すでに北米では、NetflixまたはYouTubeでの動画視聴が、ピーク時にはネットトラフィックの過半数を占めるなんて事態まで報告されているようですね。でも、いちいち自分がどのビデオコーデックで動画を見ているのかまで気にする人はほとんどおられないことでしょう。

圧縮技術によって動画ファイルを可能な限り小さく配信できるようにするのがビデオコーデックですが、圧縮率を高めるほど画質は低下してしまうので、この落としどころが難しいんですよね……。

しかし、グーグルが推している「VP9」のビデオコーデックは、一般的に採用されている「VP8」と比較すると圧縮率が2倍に向上。VP8と同水準の画質を維持しながら、半分のビットレートで動画配信が可能なんです。これまで480pの動画ストリーミングがやっとというインターネット環境だったとしましょう。ところが、ビデオコーデックをVP9へスイッチするだけで、回線速度はそのままに720pのストリーミングを楽しめるようになるというわけですね!

グーグルは、一部のYouTubeユーザーに向けて、既にVP9での動画配信をスタートしています。さらに、VP9はグーグルの専売特許ではなく、オープンソースの規格として、メーカーなどへ採用がよびかけられているようです。

いま次世代の標準ビデオコーデック規格としては、国際電気通信連合(ITU)に正式承認された「H.265/HEVC」が有力視されているともいわれています。しかしながら、今後の展開によってはVP9が優位に立ってくる可能性も否定できないでしょう。 YouTubeの枠を超えて、どれほどVP9の普及が進んでいくか、要注目です。


source: YouTube Developer Blog

Chris Mills - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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