銃の3Dプリントデータは言論の自由で守れるか

銃の3Dプリントデータは言論の自由で守れるか 1

言論の自由は大切ですが、銃が自由に出回るようになるのは…

Cody Wilson氏が拳銃を3Dプリントするためのファイルをオンラインに公開してから3年が経ちました。公開直後、米国務省は彼に、ファイルをネットから削除するように要請しました。ところが現在、彼はそれに対して言論の自由を根拠に抵抗しています。

国務省の軍需物資貿易統制管理局(DDTC)が送った手紙は、Liberatorと名付けられた銃のデータの削除を要請するものでした。Wiredによると、Wilson氏が主催する支持団体Defense Distributedは、国務省とその高官らに対して、言論の自由の侵害を根拠に訴訟を起こしました。Wilson氏はWiredにこう発言しています。

コードが言論であるなら、権利侵害は明らかです。コードが銃だから何だというのでしょう? これが人々に広がるのを止めることは不可能なのに、彼らはまだその力があると思っているのです。

一方DDTCは、要請は国際武器取引規則に則った正当なものであるとしています。それによれば、銃を3DプリントすることはAK-47を密輸することと同じだと主張しているのです。しかし、ちょうど2年前にリリースされてたった2日で10万人がダウンロードし、その後も各トレントサイトで手に入る以上、密輸をストップさせるにはもはや遅すぎるとも言えるでしょう。

それでもDDTCは立場を崩そうとはしていないので、Wilson氏が抵抗せざるを得ないもの仕方ないのかも知れません。どちらが勝つかはまだわかりませんが、DDTCが望む結果に至るには、険しい道のりが待っているでしょう。

image by Keith Beaty/Toronto Star via Getty Images

source: Wired

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(scheme_a)