よりよい共存のために。体重2トンの象を捕獲し、人里離れた場所に移すプロジェクト

遠くからではわからない、複雑な事態があるのですね。

象牙目的の乱獲などでその数が激減したと言われる、野生の象。遠く離れた我々には守るべき希少な存在と思われますが、実際近くに住んでいる人たちにとっては、事態はそう簡単ではないようです。

場所は、コートジボワールの象牙海岸にほど近い、ダロアという村。野生の象がほど近くに住む彼らにとって象との共存はとても難しく、穀物は荒らされ、家は壊され、多くの人がケガや命を失うこともあると言います。大事なものを奪われてしまった村人たちは全員、誰一人として例外なく、象を憎み殺したいと願っているのだそうです。その複雑な事態に、IFAW・国際動物福祉基金が立ち上がりました。彼らは、人里近くに住む象たちを離れた場所に移動させるプロジェクトを立ち上げたのです。

体重2トンもある象の足をしばりつけ、逆さまにしてクレーンで吊り下げる姿は少しかわいそうにも見えますが、大きな動物を捕獲して運搬するにはもっとも適したやり方なのだそう。野生の象をどのように捕まえたか、どうやって運ぶのか、そしてそれに対する地元の方たちの反応は、以下の動画から詳しく見ることができます。

Casey Chan - Gizmodo SPROID[原文

(渡邊徹則)