ニューヨークは世界一ゴミが出る都会。東京より少ないのにゴミは2倍

ニューヨークは世界一ゴミが出る都会。東京より少ないのにゴミは2倍 1

NYといえば摩天楼最高ですけど、ゴミも世界最高なことがわかりました。

ニューヨークで出るゴミは年間3300万トンで、 2位のメキシコシティ(上図では名前が抜けてる)の1200万トンが霞むレベル。3位の東京首都圏は、ゴミを出す人間の数がニューヨークより約1200万人多いのに、なぜか3位なのです。

トロント大学のChris Kennedy土木工学教授率いる国際調査チームが、世界の人口1000万人以上のメガシティ27都市のエネルギー消費とゴミ排水処理の実態を調べて、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表して初めて明らかになったもの。上のチャートは、人口1人あたりの固形廃棄物排出量を示しています。

教授もここまでとは思っていなかったようで、こう衝撃を語ってますよ。

「ニューヨークは東京首都圏より人口は1200万人少ないのに、全体のエネルギー消費量は東京より多い。スーパータンカー1隻分のオイルを1日半で使い切ってる計算だ」、「そう知ったときには、にわかには信じられない思いがしたよ」

もちろん都市同士を比べるときには、寒暖差と貧富差も考えなきゃいけませんけどね。たとえばニューヨーカーはインドのコルカタの人の24倍エネルギーをつかって、15倍ゴミを出しています。

でもニューヨークと東京の差は寒暖差と貧富差では片づけられませんよね。どっちも四季があって比較的リッチなので。

東京は都市設計が効率よく、公共交通機関も広く行き渡っているので、環境負荷が低減されてるんだそうですよ? 急激なGDP増大と人口爆発のときでさえ、都市政策がスマートなら資源消費は抑えられることを実証した事例もあるということです。

また、水漏れ対策をアグレッシブに徹底し、水漏れ率を3%まで下げたところも論文では評価しています。リオデジャネイロ、サンパウロは50%以上で、 「ものすごく水不足なのに、水漏れで消えちまってる場所も多い」とKennedy教授は話してます。へー。

世界のメガシティは現在27都市で、世界人口のざっと半分がそこに住んでます。全部ニューヨークみたいなペースでやってたら人類たちまちゲームオーバーですね。

image by Kennedy, PNAS

source: PNAS, University of Toronto via Mother Jones

Alissa Walker - Gizmodo US[原文

(satomi)