アニメで振り返る、PG-13が作られた背景とは?

アメリカの映画業界には、日本にはない「PG-13」というレーティングの区分があります。

元々あったレーティング(G、PG、Rに、当時のXにとって代わったNC-17)に、加わる形で追加されたというPG-13の誕生にはどんな経緯があったのでしょうか。ショートアニメ「A Brief History of PG-13」では、その歴史をざっくりとまとめていますよ。

1984年に公開された2本の映画がきっかけとなり、PG-13は誕生します。「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」では、目ん玉スープなどのグロテスクな食事や生身の人間の心臓をえぐるシーン、「グレムリン」ではグレムリンをミキサーにかけて殺すシーンなど、子どもに見せるのが憚られるような残虐な描写があったのです。このような作品の登場を受けてアメリカ映画協会(MPAA)は従来のPGとRの中間に位置する13歳未満の鑑賞には親の強い同意が必要という意味の区分、PG-13を作るに至ったそうです。

ではMPAAは検閲時にどこを見て、どんな項目で映画の格付けを行っているのでしょうか? 本編によると、MPAAは暴力シーンよりもヌードシーンや同性愛の描写を厳しく取り締まっているんだとか。さらに面白いところではFuckという単語も1回ならPG-13、2回以上出てくるならR指定となるなど、MPAAが謎に包まれているのと同様にその検閲基準もなんだか不思議です…。

13歳未満の鑑賞に注意を喚起するために制定されたPG-13ですが、指定された映画にはヒット作が多いというのも皮肉なモノですね。

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文

(たもり)