アップルとIBMの夢のソリューションを手にしたのは、なんと郵便局

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あとはどう戦うかだけ。

昨年夏に提携を発表し、世間を驚かせたアップルとIBM。テクノロジー界の巨人が提携した狙いは、エンタープライズ分野でのiOSデバイスの販売とも言われていました。いよいよその成果が出始めてきたようですよ。ここ日本でも。

その相手は日本郵政グループ。そう、誰もが馴染みのあるあの郵便局です。

日本郵政グループがiPadを通して取り組むのが、今後さらなる拡大が見込まれる高齢者ビジネス。全国2万4,000カ所の拠点という、ほぼどこにでもあるメリットを活用し、高齢化の進む地方へサービスを提供していくとのこと。

「メッセージ」「Facetime」といった操作性の高いiPadの基本アプリを使いコミュニケーションツールとして活用するほか、アップルとIBMが共同で開発する独自アプリを導入し、薬の飲む時間や、運動などの健康管理。買い物支援や就業支援なども含め活用していくとのこと。

まずは試験運用で今年度後半より、既存の高齢者向けサービス「みまもりサービス」と連携して、iPadとアプリケーション群を導入するそうです。目標としては、2020年頃には400〜500万人に提供できるようなサービスにしていきたいとのこと。

アップルやIBMとしても、多くの高齢者にアプローチできるまたとない機会であることは間違いありません。また、このフィードバックやデータが、さらなるiOSの改善につながることも考えられます。

今回アップルとIBMから素晴らしい武器を手に入れた日本郵政グループ。これからどうやって戦っていくか考えることが、彼らにとっては重要になりそうです。

source: アップル

(小山和之)