マイクロソフト、定例パッチの日の終了を発表

マイクロソフト、定例パッチの日の終了を発表 1

Windows 10から歴史は大きく変わるのです!

あの「Patch Tuesday」の悪夢……。マイクロソフトの定例パッチの日となってきた毎月第2火曜日。日本では時差の関係から水曜日にズレこむのが普通ですけど、大量のセキュリティパッチが公開され、更新の一斉適用により、ひどい場合は何十分もシステムの電源を落とせないという苦い経験をしてきたユーザーも少なくないはずです。急いでいるときに限って、この定例パッチの日がめぐってくるような気がしてならないのは、きっと僕だけではないはず~。

ところが、驚くべきことに、マイクロソフトは、Windows 98の時代から続いてきたというPatch Tuesdayを、Windows 10からは廃止する方針を発表しましたよ。今後は、重要な更新はその都度リリースすることになったんだとか。

基本的に月1回のペースで、ごくまれに緊急のセキュリティパッチのリリースがあれば月2回のペースを守ってきたマイクロソフト。しかしながら、脆弱性が発見されても、ハッカーはPatch Tuesdayを待ってはくれませんから…。その被害を防ぐため、今回のPatch Tuesday廃止に至ったとのことですよ。

なお、どうやらユーザーは2種類の自動インストール方法をWindows 10では選択できるようです。新しい更新がリリースされると逐一ダウンロードするか、重要な更新が不定期にセット配信されるタイミングまで待つかの二択になるみたいですね。

できれば更新のインストールのタイミングは、もっとユーザーが自由にコントロールできるような仕様にしてほしいなとも思いますけど、高い安全性を実現するためには、やむを得ない場合も少なくないのでしょう。定例パッチの日がなくなることで、システム管理者にとっては、予期せぬタイミングへ緊急対応すべく、仕事が増えかねないのが悩みの種でしょうかね。

source: PC World

Chris Mills - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)