Windows 10の注目すべき4大ポイントが明らかに

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待ってましたよ!

Windows 10のリリースまで秒読み段階になろうとしている現在、このタイミングでマイクロソフトが開発者向けカンファレンス「Build 2015」を開催しました。

Build 2015では、マイクロソフトのJoe Belfiore副社長が、Windows 10の最新ビルドを用いたプレゼンテーションを披露しました。そして、期待が高まるWindows 10の4大新機能のデモが実施されましたよ。

1. スタートメニューがすばらしい

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Windows 10で最大のアピールポイントとしても注目を集めてきたスタートメニューの復活。明らかになったのは、ただWindows 7まで実装されていたスタートメニューに戻るのではなく、より使いやすく進化したスタートメニューが完成している、うれしい仕上がり具合ですよ。

Windows 7では、半透明のガラスのような「Aeroグラス」デザインが好評を博していました。Windows 10のスタートメニューは、このAeroグラスのような半透明性を採用しました。また、ライブタイルも統合されるほか、あまり使い切れていないアプリのサジェスチョンまで表示されますよ。

Windows 10からは「スタートメニュー2.0」新時代へ突入するという感じでしょうか。Windows 8で横道にそれたかに思えるものの、きっちりスタート画面から活かせる資産も継承したのがマイクロソフトらしいところでもあるでしょうかね……。

2. ロック画面が進化を遂げた

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味気ないパスワードを入力させるためだけのロック画面。それがWindows 10からは、見た目にも楽しく、機能も大きく進化しています! 新たな「Windows Spotlight」では、ロック画面の壁紙や、そこに表示される数々の情報が常にアップデートされる仕様に。Windows 10を使えば使うほど、どのような情報をユーザーが好むかが分析登録されていき、それに合わせてロック画面が自動的にカスタマイズされていきますよ。

なお、スタートメニューのところでも紹介しましたが、Windows 10には、ロック画面にもサジェスチョン表示が。例えば、このところ音声アシスタントの「Cortana」が使われる頻度が落ちてきているとします。するとWindows Spotlightによって、さりげなくロック画面でCortanaの役立つチュートリアルが紹介されるといったイメージです。ロック画面を確認するのが、毎回楽しみになってくるかもしれませんよね~。

3. デスクトップのCortanaが使いやすい

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基本的にデスクトップOSである以上は、主にキーボードとマウスでバリバリと操作する環境でWindows 10を使うというユーザーも多いことでしょう。とはいえ、そんなユーザーに向けても、音声アシスタントCortanaは、非常に役立つ新機能であることが明らかにされていますよ。

CortanaWindows Phoneではお馴染みの機能ですし、これまでのテクニカルプレビューでも、数々の活用方法が披露されてきました。そして今回のBuild 2015においては、サードパーティー製のアプリにもきっちり対応することが示されましたよ。

例えば、メッセンジャーアプリのViberを使っているとしましょう。「スーザンとチャットするのでViberを立ち上げて」と頼むと、キーボードやマウスには一切触れることなく、Viberのチャット画面が立ち上がります。さらには、最初から「遅れるとスーザンにViberからメッセージを送っておいて」と頼むだけで、勝手にViberのチャット画面を立ち上げて、口頭で伝えられたメッセージをテキスト入力。オーケーなら送信まで行なってくれるのです!

ただ音声認識してくれるというレベルから、まさに手を使わずに口だけで自由自在に操れるWindows。そんな新たなWindowsの世界を実現するに足る完成度で、Cortanaの実装が進むことが判明してきたようですね。ただし、日本のユーザーにとって気になるのは、どこまで日本語環境でCortanaが使いこなせるようになるのかというポイントですけど……。

4. 新しいブラウザ「Microsoft Edge」の出来栄えは?

Windows 10からは、コードネーム「Project Spartan」という、これまでのInternet Explorerとは完全に別の流れをくむ新ブラウザが登場することへの期待が高まっていました。ただし、これはあくまでも開発コード名にすぎず、その正式なネーミングは後日発表との展開になっていましたけど~。

そして、ついにその正式名称がMicrosoft Edgeに決定したことが、Build 2015で発表されましたよ。なんとなくSpartanのほうがインパクト十分だったような。ちなみに、Edge(エッジ)というネーミングが採用された理由としては、まさにテクノロジーのエッジ(端)に属する革新的なブラウザになるようにとの願いが込められているんだとか。

とはいえ、単に名前が変わったというだけではなく、いままでIEではできなかったことをと願うユーザーは少なくないでしょう。例えば、FirefoxやChromeでは広く普及している拡張機能への対応も、Microsoft Edgeに期待するポイントとなっていました。そして、すでにFirefoxやChrome向けに提供されているものを、ほんの少しコード変更するだけで、Microsoft Edgeへ対応可能という新発表も行なわれていますよ。ほしい拡張機能が豊富に揃いそうなのはよいことですよね。

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いかがでしたか? 新しく発売されるWindows 10を手に入れたい……。そんな願いが強まってきたのではないでしょうか。もちろん、今回のBuild 2015にてマイクロソフトが披露してきたデモンストレーションは、かなり周到に準備されたものであり、どこまで実際の使い勝手がよいのかは、正式な発売まで待たねばならないでしょう。

そして、こうして数々の情報が出てきた今、もっとも気になるのは、Windows 10の発売日です。すでに7月末になるのでは? そんな憶測が飛び交ってもいるようですけど、残念なことに、この点に限ってはマイクロソフトはBuild 2015にて口を固く閉ざしたままでした。まもなくアナウンスされそうな気もするんですけどね~。

Darren Orf - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)