Windows 10でも解消されない4つの不満点とは…

Windows 10でも解消されない4つの不満点とは… 1

好きだけど、好きなのに……。

新しいWindows OSのリリースに感動がともなうことって、そう多くはないかもしれません。Windows XP誕生の瞬間から、これまでXPを超える感動的なWindowsって出てないよね? そんな正直な印象を抱いているユーザーだって少なくないのでは?

でも、Windows 10は違いますよ。Internet Explorerとのサヨナラまで覚悟でリリースしてくるマイクロソフトの本気度には、大いに期待できるポイントだってありそうです。ただ、もちろん完璧なOSなんてありません。これさえ直してくれれば、もっともっとWindows 10のことが大好きになるのに~。

ある意味でユーザーのわがままリクエストなポイントだってあるでしょう。これまでWindows 10のテクニカルプレビューなどを使いこなしてきた感想から、米GizmodoのSean Buckley記者は、以下のような4つの不満点をまとめていますよ。リリースが間近に迫ったWindows 10を冷静に分析するうえで、いずれも役立つ指摘ばかりなのでご紹介しておきましょう。

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1. サードパーティー製のキーボードが選べない

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Androidスマートフォンやタブレットで、デフォルトのキーボードを、なんの不満もなく使い続けている人って、どれくらいおられるんでしょうかね。正直にいって、わたしは大嫌いです。だから、自分で好きなサードパーティー製キーボードアプリをインストールして使っています。とりわけ「Swiftkey」が、いま一番のお気に入り。

Windows 10をタッチスクリーンで使用する人にとって必須となるソフトウェアキーボードの出来栄えは、Androidのデフォルトキーボードに対して抱くほどの悪いイメージはありません。でも、やっぱりデフォルトのままでしか使えないことには、さまざまな不具合がありますね。例えば、一部のレイアウトデザインはタッチタイピングには向きません。各キーが少し小さすぎるように感じるのです。あるいは、スプリットデザインで表示されるキーボードレイアウトは、わたしにとっては、もっと文字を左右に寄せたポジションにしてもらったほうがよかったですね。逆に全キーが表示される最大レイアウトは、もちろん使いやすいとも思うけれど、間延びしたデザインがなんともダサい……。

つまり、どのキーボードレイアウトも、あとほんの少し手を加えるだけで、わたしの理想にかなうんですが、必ずしもマイクロソフトが、こうした願いをすべて聞いてくれるわけではありません。だから、それぞれのユーザーがもっとも気に入ったキーボードを自由に選べるように、サードパーティー製のキーボードアプリをドシドシと使えるようにしてほしいんですよね。いかがなものでしょう?

2. ブラウザのフルスクリーン表示の自由度が低い

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Windows 10の新ブラウザとなる「Microsoft Edge」への期待が高まっていることは知っています。でも、Windows 8上のIE 10全画面表示で利用するときの使用感は最高です。ナビゲーションバーもタブも表示されません。ただ開いたページをスクリーン全画面を使って表示してくれるモード。

ところが、Windows 10にアップグレードしてしまうと、現時点ではIEをデフォルトのブラウザに指定しない限りはフルスクリーン表示ができなくなってしまっているんです。つまりChromeFirefoxをデスクトップで使っていると、この最高のフルスクリーン表示を使うことができなくなるんです。

マイクロソフトがこの制限を解除するのは、そんなに難しいことではないように感じます。このフルスクリーン表示機能は、どのブラウザをデフォルトに指定しても使えるようにしてくれませんか?

3. ウィンドウやテキストのサイズを変更しにくい

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最新の「Surface 3」を使いまくっているときに感じたことですが、ヘビーユーザーになればなるほど、当然ながら、デスクトップスペースが足りなくなってしまいますよね。そこで、ディスプレイ解像度の調整が必要になってきます。ウィンドウからテキスト、アイコン、メニューにいたるまで、そのサイズをカスタムサイズ(DPI)で設定していくわけですね。

このDPIスケーリング、実際の設定画面までたどりつくには一苦労。とりわけ小さなタブレットを24インチのモニターにつないで、ディスプレイ出力して使うようなことが多かったりすると、しょっちゅうDPIスケーリングの切り替え作業が必要になります。いざ表示サイズの変更を有効にすると、再起動が必要ですなんていわれてしまえば、もうジ・エンドですね。

でも、もしこれが専用ホットキーでも割り当てられていて、自由にワンタップで表示テキストやウィンドウのサイズを変えられるようになっていれば? タッチスクリーン上のジェスチャーで、なんとか手軽に切り替えられるようにしてくれないかな? あるいは、WindowsキーとAltキーを同時に押しながら、+(プラス)キーで表示拡大、-(マイナス)キーで表示縮小なんて仕様でもかまいません。

4. 勝手に再起動させられる

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アップデートをインストールするためWindowsはあと3分後に再起動します……。えっ、いま大切な仕事の最中なのに! そんな突然強制的な再起動の瞬間に大慌てしてしまうことはありませんか? もちろん、後で再起動という選択肢が表示されることもあるでしょう。でも、なにかの拍子で選択肢を見逃してしまったり、あるいは問答無用で、いきなり強制再起動がスタートしてしまったら、そこで一巻の終わりですね。重要なアップデートのインストールには、トンでもなく長い時間がかかってしまうのが、Windowsでお決まりのパターンです。その間はスマホで仕事するしかないという悲劇が~。

OSのアップデートを自動的に行なってくれる仕様そのものには反対を唱えません。でも、このいきなりの強制再起動は、Windowsで大嫌いなポイントです。他のOSでは、こんな事態に直面したことはかつてありませんよ。もちろん、なんらかの高度な設定を行なえば、少なくとも作業中に強制的に再起動してしまい、なにもかもがストップするという事態だけは避けられるでしょう。でも、一般的な知識のユーザーにとっては、Windowsの再起動をめぐる不満の解消はほど遠いものがありそうです。

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いかがでしたか? いずれも米GizmodoのSean Buckley記者による独断の不満ポイントではありましたが、納得できる内容も多かったのでは?

Windows 10がすばらしいOSアップデートとなることに変わりはないと思います。とはいえ、こうした不満点がすべていつかは解消されれば、もっとWindows 10の評価は高まることでしょう。

ギズ読者の皆さまは、ほかにも気になる不満ポイントをお持ちでしょうか? それは未来の「Windows 11」の登場まで解消されない問題なのかもしれませんけど。

Sean Buckley - Gizmodo US[原文

(湯木進悟)