移行できる? Windows 10で消える7機能が判明

2015.06.08 10:00
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これは進化か、それとも改悪か?

いよいよ来月末のリリースに向けて、カウントダウンがスタートしたWindows 10。基本的には、新しくなって楽しみな変更点が満載ですけど、でも、アップグレードすると消えてなくなってしまう機能もあることは、あまり知られていないようですね。

Windows 7やWindows 8.1のパソコンを使っている人は、発売後1年に限って無償で提供されるアップグレードを心待ちにしておられることでしょう。きっと自分が使っているマシンのドライバーまわりの問題さえクリアされれば、そんなに大きな問題はないはず~。と思っていたら、意外にもアップグレードした瞬間から使えなくなってしまう愛用機能があるやもしれません。

このほどマイクロソフトは、混乱を招かないよう、Windows 10へとアップグレードするとサポートされなくなってしまう7大ポイントを公開してきました。それほど深刻な問題点はなさそうにもみえますけど、まずはしっかりとチェックしておきましょう!


***


1. Windows Media Centerが削除される



Windows 7 Home Premium/Windows 7 Professional/Windows 7 Ultimate/Windows 8 Pro with Media Center/Windows 8.1 Pro with Media Centerのいずれかから、Windows 10をアップグレードインストールした瞬間、これまで普通に使えていた「Windows Media Center」が消えてなくなっていることに気づかされるでしょう。あまりメジャーな利用方法ではないのかもしれませんけど、これまでWindows Media Centerを使ってテレビ番組の視聴や録画を楽しんでいた人は、Windows 10からは完全にサポート対象外となるようなので、覚悟してアップグレードしてくださいね。


2. DVD再生には専用ソフトウェアが必要になる



なにかサードパーティー製のソフトウェアを使ってDVDを再生していたという人には無縁のトラブルともなるようですが、これまで特に難しいことは考えず、DVDソフトを挿入するとWindows Media Playerが立ち上がってDVD再生を利用していたという場合は要注意。Windows 10には、DVD再生用のコーデックがデフォルトでは搭載されていません。つまり、これからもパソコンでDVDを鑑賞したい人は、特別に自分で再生ソフトウェアを導入しなければならなくなるというわけですね。もちろん、無料の再生ソフトだってたくさん手に入りますけど、この変更点は混乱を招きそうにも思えます……。


3. Windows 7のデスクトップガジェットは削除される



Windows 8環境に慣れ親しんでいた人には、すでに卒業済みの話となります。でも、わりとWindows 7のデスクトップにお気に入りのガジェットを配置してフル活用している人って、まだ相当数おられるようにも感じますね。しかしながら、Windows 10へとアップグレードした途端、そのすべてが姿を消してしまうことになりますよ。もちろん、Windows 8から似たようなデスクトップアプリで代用できるようになったものもあるでしょう。ただし、どうしてもデスクトップガジェットを使い続けたいという人は、すぐにWindows 10へ移行するのは見送ったほうがいいかもしれませんよね。


4. Windows Updateの調整ができなくなる



Windows 10 Homeへアップグレードするというユーザーには注意が必要なことがあります。実は上位バージョンのWindows 10 ProやWindows 10 Enterpriseなどには、Windows Updateの種類やタイミングをユーザーが自由に調整できる「Windows Update for Business」なる機能が用意されています。しかしながら、多くのユーザーがアップグレードするであろうWindows 10 Homeには、このWindows Updateの自由なカスタマイズ機能が提供されないようですね。いきなり予期せぬタイミングでWindows Updateがかかってしまう悲劇に見舞われる可能性が高まったりしなければよいのですが~。


5. Windows 7にプリインストールされていたゲームは削除される



わたしはWindowsのソリティア、マインスイーパー、ハーツのファンなのです。あの素朴なプリインストールゲームのことが忘れられません。もし、あなたがそんなWindowsユーザーなのであれば、Windows 7からWindows 10へのアップグレードは考えものかもしれないですね。よりモダンに生まれ変わった「Microsoft Solitaire Collection」と「Microsoft Minesweeper」に置き換えられてしまいますから。昔ながらのソリティアやマインスイーパーをプレイし続けたいという人は、Windows 7のままのほうがよいというわけでしょうかね。


6. USBフロッピードライブがデフォルトではサポートされない



フロッピーディスク。なんだか哀愁まで漂ってくる記録メディアですよね。これだけUSBメモリが普及したら、さすがにまだフロッピーディスクなんて使っている人なんていないでしょう? きっとマイクロソフトは、そう判断したんだと思います。Windows 10では、USBフロッピードライブを使おうにも、基本的には最新のドライバーをメーカーのサイトなどからダウンロードしない限りはサポートされていません。引き続きメーカーがWindows 10向けに用意してくれることを期待しますけど、このまま打ち切られてしまうモデルも少なくないかな?


7. Windows Live EssentialsのOneDriveは削除される



実はWindows 10からは、オンラインストレージの「OneDrive」の扱いに大きな改良が加えられています。その関係上、これまでWindows Live Essentialsの一環で提供されていた「Microsoft OneDrive」アプリケーションソフトは、Windows 10にデフォルトで用意されるOneDriveへと置き換わってしまうことになりますよ。どうやら過去のWindows 10のテクニカルプレビュー版などでは、この新しいOneDriveが使いにくいというフィードバックも少なくなかったと伝えられてもいるようです。製品版では改良が進んで、昔のOneDriveのほうがよかったなんて声があがらないことに期待したいところですけどね。


***


いかがでしたか? きっとほとんどのポイントは、なんら大きな問題にならないと感じるユーザーが大半でしょうか。でも、意外とフロッピーディスクが使えなくなると困るなんて人がいたりは……しないかな? 現時点でマイクロソフトが把握している非互換性列挙したものなので、実際にはリリース後に明らかになってくるトラブルなどもあることでしょう。これは使えないと困るというソフトウェアやハードウェアの問題が、もっといろいろ出てくる可能性は十分にありますよ。

マイクロソフトが大いに力を入れている、過去最大級のアップグレード祭りとなりそうなWindows 10。とはいえ、無償アップグレードには1年間の余裕もあるわけですから、慌てて移行してから後悔してしまわないように、リリース直後は様子を見守り、ゆっくり落ち着いたころにアップグレードをかけるというのもよいかもしれませんよね。


source: Microsoft via Neowin

Logan Booker - Gizmodo US[原文
(湯木進悟)

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