HoloLensでマインクラフトをやってみた。神様気分が味わえます

VRへの期待が一気に高まったあの発表。さっそく試しました!

マインクラフトの世界がリビングルームに現れる…そうマイクロソフトが発表したとき、みなさんはどんな反応でした? 狂喜乱舞? それとも疑いのまなざし? 試してみたところ、あのステージで発表されていたことはホンモノでしたよ!

念のため注意ですが、「ホンモノ」というのは「パーフェクト」や「心地よい」という意味ではありません。HoloLensの試作品は以前お伝えしたそのまんまで、なめらかで未来的なヘッドセットを帽子のように頭からかぶって大きさを調整します。取り付けると少しフロント部分が重く、視界の端にゴーストのような光が見えていました。

HoloLensの魅力は、Oculus RiftなどのVRヘッドセットとは違って、ディスプレイが透明で周囲の現実世界、つまりリビングルームもきちんと見えるというところ。コンピュータが出力する画像、つまりマインクラフトのブロックは視野の中心に出てきて、現実世界に融合するんです。残念だなあ、というところは、視野の中心にしか画像が出てこないこと。少しでも視線をそらすと、ブロックが消えてしまいました。

おっと、マインクラフトに話を戻しましょう。リビングでできるんですよ! コーヒーテーブルの上に世界が作れる! 操作はXboxバージョンとまったく同じに設定できます。まず、マイクロソフトの担当者に手渡されたXbox 360のコントローラーで2次元の世界を走り回ってブロックを壊しました。なかなかいいですが、ちょっと単調で退屈でもありました。念のため、このとき試した2D画面はTVではなく、壁に固定した仮想TVでした。

さて次は3D でしょう。「3D」と言っただけで、HoloLensが音声認識し、画面を立体にしました。マインクラフトの世界に突然奥行きが。3D映画のように、世界が3歩分ほど奥に広がりました。クール。「リアリティーモード」と唱えると、世界はさらにクールに。デモをしていた部屋の壁が、文字通りマインクラフトの世界への窓になったのです。マインクラフトの世界の中に入り、眺められる。さらにマインクラフトのキャラクターを第三者視点でコントロールすることもできます。

HoloLensでマインクラフトをやってみた。神様気分が味わえます 1

コーヒーテーブルの上に世界を作るのはとても簡単でした。平らな面を見て、「プレイス・ワールド」とコマンドを唱えるだけ。もちろんテーブルの上じゃなくても大丈夫です。今のところ見られるのは、マインクラフトの世界全体ではなくて、ひとつのチャンクです(上の画像が見られる範囲の目安です)。

指で世界を引っ張ることも、親指を使って詳細を表示させることもできます。顔の前に手をかざして親指と人差し指をはじくと、世界の大きなチャンクが持ち上がり、地底深くまで見られるように。また、リビングルームに積み重ねられたマインクラフトのブロックによる塔のてっぺんを見るだけで、そこに瞬間移動しました。

プレイヤーは世界を歩き回ることも、身体を傾けることも、空から神様のように世界を見下ろすこともできます。「ライトニング・ストライク」と言うだけで家を落雷で燃やせる…っていうのはなんとも神様っぽい。慈悲深いので、もちろんキャラクターは無傷で帰しましたよ。

しかし、HoloLensのプロトタイプを長時間つけっぱなしで、狭い視野と格闘するのはなかなか疲れました。現実世界のように物を見るために適当に頭を動かすのではなく、どこに視点をあわせるのか考える必要があります。そのため、マインクラフトをずっとHoloLensでプレイするかと聞かれたらちょっと答えに困ります。2Dで時間をかけて世界を作る方を選ぶかもしれません。

でも、神様の視点で世界創造というのはすばらしい。まだあの未来感たっぷりなデモを見ていない人がいるかもしれないので、発表の時の動画を貼っておきますね。

Sean Hollister - Gizmodo US[原文

(conejo)