農林水産省にギズが潜入した。それはひとつのイノベーション

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つ・い・に・ここまで来たぁ〜〜〜。

楽天さん、マイクロソフトさん、Yahoo! JAPANさん、クックパッドさん、これまでIT企業の社員食堂を紹介してきたギズモード。

クックパッドさんの親睦会で、ひょんなことから「農林水産省(内の食堂)に(ランチをしに)来ませんか?」とのお誘いを受けてお邪魔することになりましたよ。いきなり政府官公庁!

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これが何かというと、“ぼくたちの食べ物、日本で作られているのはどれくらい?”とイラストの子供が質問しているように、日本の食料自給率なんですね。農林水産省第2、3食堂にある「手しごとや 咲くら」では、この食料自給率がすべてメニューに明記されているんです。

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...と事前に説明してくれた農林水産省の人見さま。

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おっと、食堂へ行く前に農林水産省の広報誌「aff(あふ)」を発見。農林水産業における先駆的な取組や、農山漁村の魅力、食卓や消費の現状などがビジュアル的に分かりやすく書かれていました。ちなみに、名称の由来はagriculture(農業)、forestry(林業)、fisheries(水産業)の頭文字なんだとか。

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もう間もなく食堂です。農林水産省構内に入っただけで大はしゃぎの編集部の長谷くん。

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はい。農林水産省ですからね。当然のように国産にこだわりが! おすまし顔の編集部の長谷くん。こちら「手しごとや 咲くら」は、一般の方も入ることのできる食堂です。

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鯨料理に思いを馳せる編集部の長谷くん。

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これが農林水産省の食堂だ! 好きな料理を選べるバイキング方式で、国産食材中心の美味しい料理。

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まずは、秋冬の定番「サバの塩焼き」が登場。どこの漁港出身だろうか、国産で自給率60%。お値段300円! 塩焼きといえば、塩の振るタイミングが命。15分、30分と味が変わってきますよねー。

海外でも人気のある魚で、ノルウェーやアイスランドでは、サバを巡って国際問題にまで発展したことがあるんですよ。サバは寒流を好むため、近年の地球温暖化の影響なのか、水温の上昇を嫌い徐々に北上し、回遊する海域が変わり始めたそう。

その結果、ノルウェーのEEZ(排他的経済水域)から、アイスランドのEEZに引っ越し始め、「サバ戦争」が勃発。今なお話し合いが続いているんだとか。

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鶏チャーシューもバンバンジーも豚キムチも財布に優しいプライス。ここは居酒屋・農水省だろうかといった感じ。各メニューしっかり自給率も表記されており、常にご飯を噛みしめながら己の使命も噛みしめていくスタイル。さすが官公庁だぜ。phew~。

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牛スジの煮込み(自給率69%)と自給率は高め。まぁ、牛肉と大根とにんじんですしね。とはいえ、肉用牛の肥育に多く使われている濃厚飼料(とうもろこしを中心とする穀類、糠類、粕類などを使用)の自給率は10%程度。

飼料まで含めた牛肉の自給率は、とても牛スジの煮込みには及ばないのです。

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なすの揚げ浸し(自給率100%)、肉じゃが(自給率51%)、アジフライ(自給率42%)、海老カツ(自給率31%)、白身魚フライ(自給率15%)。海洋国家ながら魚が驚くほど自給率が低いですよね。これは魚を捌いて加工するには、未だに大量の人手が必要なため、まさに白身フライは、人件費の安い国で加工されて輸入されるものが大半だそうです。

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政治の中心地に鎮座する、まぐろ漬け丼。心なしか輝いて見えましたね。

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尾田編集長はチョイスしすぎでした。

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なかなか食べる機会のない、くじらの唐揚げもゲット。カロリーは、豚肉の約3割と低カロリーで、理想的なタンパク源といわれる鶏ささみと同等のカロリーですが、脂肪分はさらに低く、鶏ささみの半分程度! 食べられるときに食べておきたい一品です。

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まだまだ、一日じゃ食べきれないほど様々なおかずがありましたが、これにて撤収~。また来よう…。

といった感じで、農林水産省の食堂からお届けしてきました、日本の食料事情。ご存じの通り、新興国の食料需要の増加、異常気象の影響による農業生産の減少など、食料需給問題が世界規模で深刻化する中、日本のカロリーベースの食料自給率は近年40%程度まで横ばいで推移しており、主要先進国の中では最低水準

この状況を改善すべく、農林水産省は、平成37年度まで日本のカロリーベースの食料自給率を45%までアップさせることを目指すフード・アクション・ニッポンを実施し、その取り組みのひとつとして、国産農林水産物の消費拡大を進める民間企業の優れた取組を表彰する「フード・アクション・アワード」など、日本の食料自給率向上させるべく、様々なイノベーションに取り組んでいるのです。

やっぱり、ごはんは美味しいほうが良いですからね。死ぬまで旨いもの食いたいんだというみなさんはフード・アクション・ニッポン、要チェックですよ。

source: 農林水産省

(ロバーツ町田)