映画とは似ても似つかないハンガリー版「スター・ウォーズ」ポスター集。

2015.06.02 14:00
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コレじゃない感…。

社会主義時代のハンガリーで描かれたSF映画ポスターは、サイケデリックかつコレジャナイ感漂う奇抜さで知られています。そんな中でもひときわ輝くのが、昨年亡くなったハンガリー人の画家Tibor Helényiさんが描いた「スター・ウォーズ」旧3部作のポスターでしょう。

「ベイダーってそんな奴だったっけ」、「そんなモンスターでてきたっけ」、映画をご覧になった方がポスターを見れば、そんな疑問が噴出する、そんなHelényiさんのポスターと、その原画がBudapest Poster Galleryによってオンラインオークションにかけられ、原画の油絵は、3枚で合わせて3万2100ドル(約400万円)で落札されました。


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こちらはポスター版。オークションでは左から670ドル(約8万円)、4000ドル(約50万円)、1325ドル(約17万円)で落札されました。

Helényiさんの作品は、「映画を見ずに描かれたのではないか」と言われることが多いです。でもご本人はインタビューで、実際に全部の映画を見て楽しんだが、西ヨーロッパやアメリカ版のポスターに似たポスターは描きたくなかったため、自分のイマジネーションとアーティスティックなビジョンに身を委ねて描いたと語っておられます。Helényiさんは、自分の楽しみのためにと、映画と無関係な要素(牙のある緑のモンスター)も混ぜ込んでいます。

米GIZMODOのAttila NagyさんがBudapest Poster Galleryにより間近でこの油絵作品を見る機会を得て、沢山写真を撮ってきてくれています。Helényiさんのイマジネーション爆発するアートを細かく見て行きましょう。




「スター・ウォーズ エピソード4 / あらたなる希望」 1万2750ドル(約159万円)で落札


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爆発するデス・スター、肩がR2-D2になってるダース・ベイダーと、謎のモンスターを背景に、デス・スターのトレンチを駆け抜けるX-ウイング・スターファイターが描かれています。


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トレンチを高速で駆け抜けデス・スターの排気口を狙うX-ウイング。


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ダース・ベイダーの本来ならば義手である右手には、青白く血管が走り、ライトセーバーのような、大きめのレーザーポインターのようなモノを持っています。


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こちらがHelényiさんによって、ただ楽しいからと付け加えられた謎の牙モンスター。モス・アイズリーのカンティーナシーンに居そうっちゃ居そうですが。


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ダース・ベイダー頭部。コレジャナイ感もあふれていますが、雰囲気がつかめているのはさすが。


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R2-D2の中に隠されていたデス・スターの設計図の形は、実際のデス・スターの形とも違いますが、Helényiさん版も違う形。しかも映画宣伝用ポスターなのにおもいっきりネタバレしてます。




「スター・ウォーズ エピソード5 / 帝国の逆襲」 1万4250ドル(約178万円)で落札


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氷の惑星ホスと雲の惑星ベスピン、緑の惑星ダゴバ。そんな星々が舞台のこの作品ではなぜか背景に燃える太陽のようなものが。


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インペリアル・スター・デストロイヤーは、シールドジェネレーターが無いというだけで、パッと見てそれと判る忠実性。


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サルバドール・ダリの描く象のようなAT-AT。


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映画に忠実なTIEファイター。


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顔に赤いウォーペイントを入れたダース・ベイダーのようなヤツに率いられる、帝国軍の兵かバウンティー・ハンターたちみたいな輩。




「スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還」 5100ドル(約64万円)で落札


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まるでは魚眼レンズで「鼻デカ」な写真を撮られたかのようなダース・ベイダーを背景に、崩れゆく左側には建設途中の第2デス・スターが配されています。


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スピーダーバイクにトルーパーが乗っています。映画ではこれに乗るのはスカウト・トルーパーでしたが、この絵ではもっとストームトルーパーっぽい感じに。


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安定のインペリアル級スター・デストロイヤー。


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また現れたHelényiさんの創作モンスター。「大アマゾンの半魚人」が牙を生やしたらこんな感じになるかな。


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インペリアル・シャトルことラムダ級T-4aシャトルは、かなり映画に忠実。


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第2デス・スターは、赤道部分がお相撲さんの「廻し」みたいな分厚いものに。




おまけ:リドリー・スコット監督作品「エイリアン」のポスター 2200ドル(約27万円)で落札


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これ見て何の映画なのか分かる人がいたら凄い。


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なんなのこの宇宙船、なんなの。


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Helényiさんのイマジネーションの産物エイリアン。それとももしかしたらエイリアンそのものより、スペースジョッキーを描き表しているのかも?




このHelényiさんが引き出したイマジネーション、凄いですね。どのポスターも映画の内容を的確に表しているとはいえないかもしれませんが、それぞれが独特の雰囲気を持つ魅力的な芸術作品になっています。Helényiさんの作品ではありませんが、レトロなSF/カルト映画のポスターをもっと見てみたい方はコタク・ジャパンの「カルトSF/ホラー映画のサイケデリックなフランス版ポスター集」の記事もどうぞ。


Attila Nagy - Gizmodo US[原文
(abcxyz)

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