昔ながらの製法で羊皮紙を作り続けるイギリスの人たち

高価なのも納得です。

牛、羊、山羊、鹿、豚などさまざまな動物の皮から作られる羊皮紙。現代ではほとんど目にする機会もありませんが、実はヨーロッパには昔ながらの製法で羊皮紙を作り続けている工房がいくつか残っています。画材や外交文書、宗教文書などに今でも利用されているそう。

下の動画では、動物の原皮から羊皮紙を作る全過程を紹介しています。まずは羊皮紙作りに適した原皮を慎重に選びます。選んだ原皮を流水できれいに洗い汚れを落とします。次に消石灰を入れた水に8~10日間漬けて毛穴を緩めます。十分に毛穴がゆるんだらナイフで毛をこすり取ります。そのあと、皮を木枠にピンと張って、皮の内側に残っている肉や脂肪もそぎ落とします。この作業、やることはシンプルですが、かなり体力を使いそうですよね。その後さらに木枠にテンションをかけて皮を引き伸ばし、しばらく乾燥させます。最後に皮の周縁を切り落として枠から外し、さらにやすりをかければできあがりです。

全行程にかかる期間はなんと約4週間。何とかして文字が書けるものを作りたかった人類の知識欲と執念を感じますね!

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文

(mana yamaguchi)