SONYのVR女子高生をただ為す術もなく眺める俺

いやあ気味悪い...って思う人もいるんでしょうね。

「サマーレッスン」です。ソニーのVRヘッドセットMorpheusの技術デ­モ用にバンダイナムコが開発したパワフルなVR体験なんですが、えーとそのなんていうか、いいのかオイっていうか、居心地悪いっていうか。ポルノと紙一重なんです。

あ、いや、脱いだりはしませんよ。そういうレッスンじゃありません。だけどこれを見るとVRはエロ馬鹿売れだなっていうの、ものすごく強くわかります。まあ、Oculus正規ストアではVRポルノ発禁らしいですけどね。そればっかりになっちゃうと困るので、VR企業はどこもエロとは距離置いてます。が、そんな慎重姿勢もこの「サマーレッスン」でガラガラ音を立てて崩れてしまいました。やっぱりVRはこの種の体験のプラットフォームになる。断言していいでしょう。

デモは至ってシンプルです。美しい浜辺に日本の古風な家があって、その縁側にいるんです。ただそこにいて、夏の風を満喫してる自分。海、空、ひまわり、そよ風―完璧に調和のとれた自然。テーブルには、よく熟れたスイカがひとつ。旨そうです。立って歩き回ったりはできないけど、キョロキョロ見回したり、前かがみになったりはできるので、細部まできれいに作りこまれた家の中を見ることはできます。

そこに、女の子が登場 ―金髪の白人のきれいな子で、短いショーツ履いて、身体の線がわかる半分透けるトップス着てます。日本語の先生になってくれますかって聞いてきます。NOなんて言えるわけない。言いたくても、言えない。ダメだと言っても、ただ笑って受け流してくれるだけなんですが。

下から上、上から下に眺め回す俺。いやあ…hotだ。と思ったらなんかあらぬ方向に進んでしまいました。

この純真無垢で、屈託ない話し方。縁側から一歩も立ち上がれない、能力の限界。この俺がなぜかひまわりを育てて、海辺に日本の古風な家を持ってる非現実性。そう意識した瞬間、ハッと気づいたんです。俺も年を取ったなって。いつの間にか、こんな女の子を上から下まで眺め回すただの変態中年男になっていたんです。眺め回すどころか、やけに具体的な妄想までしてしまいました。いかん。頭から邪念を追い払って進みます。

ところがデモが進んでいくにつれ、邪念は減るどころか増幅するばかりです。ニホンゴの宿題見て欲しいからもっと近くで見てって言う彼女。わからない単語の意味が「love」とわかって、ものすごく喜ぶ彼女。ギターのピック落として探し回る姿勢がこれまた無防備で。

ボーッとしてると突然ジッと動かないでと言って顔を近づけてくる彼女。え、キスするの? 変態中年男の心臓は今やバクバクです。

するとなんのことはない、肩に止まった蝶々をつかまえようとしてただけなのでした。蝶々つかまえるだけなのになんであんな赤のブラなんだよっていうね。よく考えてみたら、おかしいことだらけなわけですよサマーレッスン。

デモの終わりには変な男が出てきて、映画のディレクターだよ、いい演技だった、ありがとう、って言われました。グッジョブ! 要するに「ハアハア眺め回しても罪の意識なんて感じる必要ない、純真無垢な子じゃなくてアダルト女優なんだから」というのが、このゲームの裏の意味なんですね。

いい人たちだなーと思いました。ゲームのディレクター(同じ男の)がずっと見てたってことですからね。自分の行動は自分ではうまく説明がつかないことだったので。結局、こっちもにっこり笑って、最高でした、女の子がものすごく近く感じたと感想を言うと、彼も笑ってうんうん頷いてました。

この「サマーレッスン」はこれが第1弾ではありません。日本の女子高生がモデルの第1弾はもっとエロいです。日本のプレイヤーの間でも「ゲームしてるとこ人に見られたくない」人が続出で、裏の意味どころじゃなくなってますが。

ソニーはこのゲームなどを皮切りにMorpheusを売り出し、アーリーアダプターから一般市場に裾野を広げたいと考えています。女子高生を眺めても「レッスン」なのでセーフ、この釣り針でどこまでいけるかに注目ですね。

Sean Hollister - Gizmodo US[原文

(satomi)