ついにミサイルまで3Dプリント可能に?

ついにミサイルまで3Dプリント可能に? 1

3Dプリントは本格的に軍事産業にまで

ダート銃、ピストル、ライフルなど、既に色々な兵器が3Dプリントできるようになりましたが、誘導ミサイルはリスト入りしていませんでした。

しかし、軍需製品メーカーのレイセオンはそれを変えようとしています。彼らは現在、誘導ミサイルのパーツを3Dプリントできるよう開発を進めています。レイセオンの技術者Jeremy Danforth氏によれば、既に80%のパーツは3Dプリントできるそうです。

複雑な電子機器、精密なハウジング、ブースターなどミサイル1発に必要なパーツの量を考えると、かなり驚きの成果です。現時点でレイセオンが注目しているのは3Dプリント生産によるコスト削減ですが、軍にとっては兵站学的な利点もあります。例えば、航空母艦に3Dプリンターとその素材を持ち込んでミサイルを内部で生産できるようになれば、戦闘機の兵器補給がほぼ際限なく行えるのです。

もっとも、そんな夢はまだまだ先の話です。まだ3Dプリンターで生産できないパーツがあるし、ミサイルそのものをプリントできたとして、その工程は複雑な上にミスが一切許されないので、専用の工場で行うのが最適だからです。おかげでありがたい事に、銃の所有権を主張する人たちがサイドワインダーを自宅でプリントするようになるまでは、まだ当分時間がありそうです。

source: Raytheon ia 3-D Print

Chris Mills - Gizmodo US[原文

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