空の映画館! スクリーンは雲、映写機は飛行機

空で映画鑑賞しませんか?

4K動画? 3D動画? VR? そのどれをも凌駕するわくわくがこの動画にはあります。フルカラーでもなければ、単調に馬に乗った人が翔るだけのこの映像の何がわくわくかというと、これが雲に映し出された映像だからです。映像を投影するのは、なんと飛行機から! わくわくや!

この雲プロジェクションProject Nimbusを行なったのは、アーティストのDave Lynchさん、化学者のMike Nixさん、そして制作を手がけたAaron Nielsenさん。現代のズープラキシスコープ(19世紀に発明された装置。円状のぱらぱら漫画のようなもので、円を回転させることで絵が動いているように見えるというもの)とでも言いましょうか。ネタ元のNew Scientistで、プロジェクトの経緯について語られていますが、最初はなんでもeBayで35ドル(約4200円)の2ワットブルーレーザーを購入したのが始まりだったと。プロジェクトで大きなブレイクスルーとなったのは、ズープラキシスコープのシャッターディスクにある14のスリットを半球レンズに変えたこと。これによって、レーザーのビームがフォーカスされ、シャープで明るい画を投影できるようになりました。

こうして作られた彼らのズープラキシスコープは、セスナ172に乗って空へ。動画にあるように、イギリスはノッティンガム上空の雲に、見事馬の走る映像を投影することに成功したのです。クラシックでモダン、まさに新旧のアイディア&テクノロジーが入り交じったプロジェクトとなりました。

source: New Scientist

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文

(そうこ)