どんな味? キリンから「ペットボトル入りビール」登場

どんな味? キリンから「ペットボトル入りビール」登場 1

だ、大丈夫? ちゃんとおいしいの?

なぜビールをペットボトルに入れないのか? 一言で言うと、ビールがまずくなるからです。ところが、皆さんご存知の日本の大手ビールメーカーがおいしくビールが飲めるペットボトルを作ったみたいですよ!

先週火曜日に、三菱樹脂がキリンビールと提携して1リットルのビール専用ペットボトルを開発したことを発表しました。このボトルはビールの炭酸とうま味を損なわないよう特殊な物質でコーティングされているのだそう。

たかがペットボトルでしょ? と思う方、侮ってはいけません。今まで、ビールはグラスで飲むからこそおいしい科学的にも証明されてきました。まず、プラスチックはガラスよりも表面に穴が多く、すぐにビールの炭酸が抜けてしまいます。それに、プラスチックはビールの香りを損ねるような化学物質でコーティングされていることも。ところが、今回キリンと三菱樹脂が考案したボトルが、これらの課題をクリアすべく第一歩を踏み出したのです! 2社は新ボトルの内側を薄い炭素膜でコーティングすることで、従来のペットボトルの約10倍も酸素に対する遮断性を持ち、ビールの味の劣化を防ぎます。

日本では2010年からペットボトルにワインや日本酒を保存するようになり、ついに初のペットボトル入り国産ビールまで登場したというわけですね。

ペットボトルに保存できる技術がすごいってだけじゃなく、ビジネス的な意味でも活躍が予想されるこの新ボトル。例えば、スポーツ観戦用のスタジアムやコンサート会場など、どんちゃん騒ぎが予想されるシーンでは安全性を考慮してペットボトルに入ったビールが採用されるようになるでしょう。2012年夏期のロンドン五輪でもハイネケンがプラスチックボトルに入れられて配られました。

話を聞いているとがぜん興味がわいてくるし早く試したいのですが、残念ながら一気に普及するというわけではなさそう。まずはキリンの会員限定のキリンブルワリーオーナーズクラブの宅配サービスで採用されます。また、ビールは紫外線にも弱いのでビール瓶と言えば茶色のイメージですが、この新ペットボトルは透明のまま遮光パッケージに入れられて配送されるようです。

初のペットボトル入りのビール。どんな味なのかものすっごく気になります!

image by Mitsubishi Plastics

source: Mitsubishi Plastics via Wall Street Journal

Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文

(SHIORI)