アメリカ横断中のヒッチハイクロボット「hitchBOT」くん、何者かに破壊される

アメリカ横断中のヒッチハイクロボット「hitchBOT」くん、何者かに破壊される 1

また元気な「hitchBOT」くんをみられる日が来ますように。

昨年、カナダをヒッチハイクで横断したロボットhitchBOT」くん。アメリカ横断の途中、フィラデルフィアで何者かに破壊されていたことが明らかになりました。「hitchBOT」の研究者は、次のようなコメントを発表しています。

hitchBOTの旅は、昨晩フィラデルフィアで終わりを迎えました。2週間ちょっとのヒッチハイクで、ボストンやセイラム、グロスター、マーベルヘッド、ニューヨークを訪れました。残念ながら昨日の夜、hitchBOTはフィラデルフィアで破壊されていたことがわかりました。どうしようもなく辛いことは、心優しいロボットにも起こってしまうんですね。hitchBOTを応援してくれた人達をがっかりさせてしまったと思います。しかし、この素晴らしい実験はまだ終わりません。今はとにかく「この経験から何を学びとることができるか?」を考えることに集中して、これからのロボットと人間によるチャレンジを追求していこうとおもいます。

ロボットと人はどんなふうにコミュニケーションをとるのか、そして互いを信用できるのかどうか。「hitchBOT」くんは、こういった問題を研究するためにライアソン大学のFrauke Zellers博士とマックマスター大学のDavid Harris Smith氏によって開発されました。昨年のカナダ横断につづいて今年2月にはドイツ、6月にオランダでのヒッチハイクも無事に成功。およそ2週間前にスタートしたアメリカ横断ヒッチハイクでは、ボストンからサンフランシスコまでを旅するはずでした。しかし、下の地図をみてわかる通り、短い挑戦となってしまいます。

アメリカ横断中のヒッチハイクロボット「hitchBOT」くん、何者かに破壊される 2

カナダ人ジャーナリストLauren O'Neilさんは、破壊されてしまった「hitchBOT」の写真(現在は削除済み)を投稿しました。写っているのは、頭がなく腕がもげてしまった「hitchBOT」です。

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彼のトレードマークである長靴は盗まれていないようですが、頭の部分が写真では見当たりません。これから、研究者たちが「hitchBOT」くんを修理して再びヒッチハイクさせるのかどうかは、現時点では不明です。ウェブサイトによると明日から聞き取り調査などを行ない、より詳細な状況をあきらかにしていくとのこと。

ちなみに、元気な「hitchBOT」くんの姿を最後に見た(と思われる)ビデオブロガー「BFvsGD」の動画がこちら。7分30秒あたりから、フィラデルフィアで「hitchBOT」くんを乗せる様子がみられます。会話が噛みあわなかったりするけど、やっぱり愛らしいです。

もしも復活したあかつきには、ぜひ日本にも来てほしいですね。

Matt Novak - Gizmodo PALEOFUTURE[原文

(Haruka Mukai)