レーダーを使うと眠りの邪魔にならずに自分の睡眠パターンを知れます

レーダーを使うと眠りの邪魔にならずに自分の睡眠パターンを知れます 1

あ、今寝てたよね? 絶対寝てたよ今! by レーダー式睡眠探知デバイス

本格的な睡眠研究センターに行ったことってありますか? EEGセンサーと呼ばれるコードがくっついたセンサーを身体中につけて、睡眠中の脳波を観察します。でもいくら睡眠が大事だからってここまでして毎日の睡眠をトラックしたい人はいないですよね。

どんどん流行りつつあるFitBitで睡眠の記録を取ったりもできますが、寝てる間ずっとあれを腕につけるのに違和感を覚える人もいるんじゃないでしょうか。そこで登場するのが今回のデバイス、ドップルスリープ(the DoppleSleep)です。

睡眠自体の邪魔にならないように睡眠の記録を取れるデバイスを作りたい、というのがドップルスリープを開発した研究者たちの思いだったそうです。ドップルスリープはベッドの横に置くことで寝ているユーザーの身体の動き、呼吸と心拍数を探知してくれるという仕組みになっています。

しかもただ寝ているかだけでなく、夢を見ているかどうかまで90%の正確さで探知できるそうです。

探知したデータはBluetoothを使ってアプリに送られ、睡眠状態がただちに分析されるとのこと。Technology ReviewでRachel Metzさんが、その仕組みを次のように説明しています。

ドップルスリープは警察がスピード違反車両を捕まえるのに使うレーダーと同じ原理で動いています。寝ている人にぶつかって跳ね返ってくる電磁波における変化を読み取るのですが、速度ではなく、動きを探知するのにそのデータが使われるということですね。データはスマートフォンのアプリに送られ、アルゴリズムを通して心拍数や呼吸数を割り出し、また同時に姿勢の変化を検出したり、2種類の睡眠タイプ(レム睡眠/ノンレム睡眠)のうちどちらなのかを分析します。

このシステムを使うとユーザーが本当に眠りにつくまでどれくらい時間がかかっているか、全体でどれだけ睡眠をとれているのか、そして何回起きたのかも記録することができます。

データを医者と共有することで睡眠障害の診断の助けにもなりますね。ただ健康のために自分の睡眠パターンを知りたい人にとっても、快適な睡眠トラッキング・デバイスとして価値があるのではないでしょうか。

source: Technology Review

Annalee Newitz - Gizmodo US[原文

(塚本 紺)