ユーザーがまだ欲しいと気づいていないものすら買わせようとするアマゾン

ユーザーがまだ欲しいと気づいていないものすら買わせようとするアマゾン 1

「欲しいでしょ? まだ気づいてないだけで、きっと欲しいはず…」

マジシャンのようなエスパーのような魔法使いのようなことを言う、それがアマゾンです。アマゾンが目指すオンラインショッピングの形に、「買う」という行動をいかにユーザーに意識させずに行なうかというものがあります。今年の春に発表されたDash Buttonがまさにそれ。いかにスムーズに購入できるか、それがアマゾンのチャレンジです。さて、このチャレンジを突き詰めていくとたどり着くのは…? ネタ元のre/codeが指摘するのは、「ユーザーがまだ欲しいと気づいていないものすら買わせよう」というアマゾンの野望です。

あれを買わせてやろう、というといらないモノを騙して買わせるような雰囲気がありますが、もちろんそうじゃありません。これ欲しいかもと思わせるプロダクトを、それぞれのユーザーの目につく位置に持って行く、それがアマゾンの購買意欲を刺激するシステムなのです。

最近発表されたスタートアップ向けのサービスAmazon Launchpadには、アマゾンのそんな意識がよく反映されているように感じます。消費者の「ちょっといいかも、欲しいかも」を刺激して、手の届きやすい位置に置き、購入を促すという流れを作っていますね。また、スポンサー限定でPinterestのようなレイアウトを導入したり、Etsyのようなハンドメイド製品の場を設けたりなど、より消費者の目に多くのプロダクトがうつるように、アマゾンは常にチャレンジしつづけています。

アマゾンがEコマースの巨人たる所以は、たゆまぬ努力ですよ。もっとスムーズに、もっと何もかもを、もった簡単に買って欲しい、その熱意が凄まじいわけです。

image by Twin Design via Shutterstock

source: re/code

(そうこ)